プーチン大統領はウクライナとの国境にロシア軍およそ10万人を配置し、国際的な孤立と制裁のリスクを自ら招いたが、これによってNATO(北大西洋条約機構)内で生じた論争と分裂を楽しんでいるはずだ。米国とウクライナは、北京冬季オリンピック(五輪)が終わってウクライナの雨期が始まる前、ロシア軍が侵攻する可能性があると懸念している。2月末または3月初めだ。1945年以降、欧州で最も暴力的な地上戦が発生すれば、その地政学的な衝撃は朝鮮半島にまで影響を及ぼす可能性がある。
韓国の次期大統領は劇的に変わる国際情勢と向き合うかもしれない。現在のように地政学的競争で「戦略的あいまい性」を維持し、南北関係のために中露に融和的な接近をすべきという誘惑が続くだろう。しかしこれは失策だ。中露は北朝鮮の核の野心を遅らせるより、米国との同盟を弱化させることにはるかに関心が大きい。下手な融和策は韓国が米国同盟体制から離脱することで糊塗されるかもしれない。
新しい大統領はまず米国の同盟ネットワークで韓国の中心的位置を補強する必要がある。そうしてこそ朝鮮半島の外交で有利な位置を占めることができる。このために韓米同盟および抑止力とアジアの他の同盟国、特に日本・オーストラリアとの関係を強化する必要がある。NATO・欧州連合(EU)との関係強化も求められる。まさに今が「グローバル大韓民国」として戻ってくる時だ。
ある時点には朝鮮半島の外交が再開されるが、今はプーチン大統領の冒険主義で地政学的な緊張が悪化する時期だ。力と提携(alignment)が非常に重要になっている。提携に関する決定が、複雑化する外部環境を管理するうえで韓国がどれほど力を持つのかを決定づけるということを、韓国の次期大統領はすぐに知ることになるだろう。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/287685ロのウクライナ侵攻、空爆で開始か 48時間内に退避を=米高官
[ワシントン 11日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ロシアによるウクライナへの侵攻はいつ開始されてもおかしくはなく、おそらく空爆で始まるとの見解を示した。首都キエフへの奇襲もあり得るという。
サリバン補佐官はホワイトハウスで行った記者会見で、ロシアは空爆で侵攻を開始する可能性があり、出国が困難になる恐れがあるとして、ウクライナ国内にいる米国民に対し24─48時間以内に退避するよう呼び掛けた。ただ具体的な根拠は挙げなかった。ウクライナ国内に滞在する米国人の数は分からないとしている。
その上で、ロシアのプーチン大統領は今月20日の北京冬季五輪閉幕前にも侵攻を命令する可能性があり、首都キエフに対する急襲も考えられるとの見方を示した。
同補佐官によると、プーチン大統領が侵攻開始の命令を発出したかどうかは不明。また、バイデン大統領がプーチン大統領との電話会談を行うことを期待していると語った。>>10
外務省がウクライナ全土に邦人退避勧告
外務省は11日、ウクライナ情勢のさらなる緊迫化を受け、全土の危険情報を最高度の「レベル4」(退避勧告)に引き上げた。ウクライナに滞在する日本人に対し、直ちに退避するよう呼び掛けた。>>10
ウクライナ全土を旅行禁止地域に 国民に緊急退避促す=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は11日、ロシアの侵攻可能性で軍事的な緊張が高まっているウクライナ全土に対する旅行警報について、13日から最高段階の第4段階(旅行禁止)を緊急発令すると明らかにした。
現地に滞在している国民に対しては第3国または韓国に緊急退避し、ウクライナに旅行する国民には旅行の取り消しを求めた。
旅行警報の第4段階が発令された地域から退去しない場合、旅券法などに基づいて処罰が下される。米、ポーランドに3000人を追加派兵へ=政府筋
[ワシントン 11日 ロイター] - 米国は数日中に、3000人の部隊をポーランドに追加で派遣する方針。匿名の当局者4人が11日、ロイターに明らかにした。
ロシアによるウクライナ再侵攻に備え、東欧の米軍を増強する。
関係筋によると、追加で派遣されるのはノースカロライナ州フォートブラッグを拠点とする第82空挺師団に所属する部隊で、在欧州の米軍内からではないという。
新たな派兵は先に派兵待機とした8500人、ポーランドやルーマニアに展開すると発表した約3000人に追加して実施される。来週までにポーランドに到着する予定。ウクライナとロシアにルーツ持つYouTuberダリアさんが涙の訴え「家族同士の戦争に…」
ウクライナ国境にロシア軍が展開する兵力は10万人を超えた。近々国境を越え、侵攻するのではないか、との見方が日ごと強まっている。そんな中、遠い日本から平和を祈るYouTuberのウクライナ人がいる。
ダリアさん(21)。ウクライナ人の父と、ロシア人の母を持つ。普段は流暢な日本語でロシア語を教える動画を配信しているが、1月中旬には両国にルーツを持つ身として涙ながらに平和を訴えた。
YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=FC6NFRJEve4&feature=emb_logo
「母の家族と父の家族の、殺し合いになってしまう」。そう心を痛める彼女に思いを聞いた。
ダリアさんは2019年に来日して日本人の男性と結婚し、現在はYouTubeを使って、日本語でロシア語を教えている。
両親や弟が住むザポリージャ州はウクライナ東部にある。国境からは50キロで、ロシア軍の展開場所からは「目と鼻の先」だ。母方の親戚の中にはロシア軍の軍人もおり、両国の緊張が高まっていることを心配する。
ダリアさんとの主なやり取りは次のとおり。
https://globe.asahi.com/article/14543759英国など欧州数カ国、自国民にウクライナから退避勧告 治安情勢悪化
[ロンドン/アムステルダム/オスロ/ビリニュス/エルサレム 11日 ロイター] - ロシアとウクライナとの間の緊張が高まる中、英国やオランダのほか、ノルウェー、ラトビアなどが11日、自国民に対しウクライナからの退避を勧告した。
英政府は、ロシアがウクライナとの国境付近で軍を増強させていることで軍事行動の恐れが高まっているとし、自国民に対しウクライナからの退避を勧告した。
オランダ政府は治安情勢を考慮し、ウクライナ在住のオランダ国民に対し可能な限り迅速にウクライナから退避するよう勧告した。オランダのラジオ局BNRが11日、駐ウクライナのオランダ大使の話として報じた。報道によると、オランダ政府は在外公館を首都キエフから西部リビウに移動させるという。
ノルウェーも自国民に対しウクライナからの退避を勧告。ロシアについて、ウクライナとの国境から250キロ圏内の地域への渡航を控えるよう呼び掛けたほか、ベラルーシについては首都ミンスク以外の地域への渡航を控えるよう呼び掛けた。
ラトビアも自国民にウクライナからの退避を勧告。外務省は声明で「ウクライナ国境付近でロシアによる安全面での深刻な脅威が存在している」とした。
このほか、イスラエルもウクライナの首都キエフの大使館の職員の家族を退避させたほか、自国民に対しウクライナへの渡航を控えるよう呼び掛けた。いつまでも
あると思うな
地政学的価値EU、天然ガス調達に奔走 ウクライナ有事警戒、日本からも
【ブリュッセル時事】ウクライナ情勢が緊迫する中、欧州連合(EU)が日本を含め世界各地からの天然ガス調達に奔走している。紛争が勃発し、EUが天然ガスの4割を依存するロシアからの供給が止まる事態になれば、在庫が不足する恐れがあるためだ。
「信頼できる供給元と常に協力し、自立しなくてはならない」。フォンデアライエン欧州委員長は7日、独メディア主催のイベントで脱ロシア依存の必要性を強調した。
エネルギー価格高騰にも苦しむ中、EUは「ガス供給を政治圧力の手段に使っている」(フォンデアライエン氏)とロシアへの不満を募らせる。
米欧は、ロシアがウクライナに侵攻すれば経済制裁を科す構え。だが、ロシアがガス供給停止で対抗するとの警戒感も根強い。ブリュッセルのシンクタンク、ブリューゲルは、仮に2月に供給が完全停止し、かつ冷え込みが厳しくなる最悪シナリオでは、在庫は3月末に底を突くと試算。EU内の不安は強まっている。
この状況を踏まえ、フォンデアライエン氏とバイデン米大統領は先月28日の共同声明で、天然ガス調達先多様化での協力を表明。米EUは今月7日にワシントンで閣僚級会合も開き、結束を確認した。
米国やカタールなどからの液化天然ガス(LNG)輸入拡大に加え、EUはトルコ経由でパイプラインがつながるアゼルバイジャンからの供給増も模索している。米欧の要請を受け、輸入国の日本も9日、欧州へのLNG融通を発表した。
ただ、ロシア分の全てを代替するのは困難とみられており、欧州では当面緊張が続きそうだ。>>18
米欧首脳、ウクライナ危機の外交的解決で一致=ホワイトハウス
[11日 ロイター] - 米ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が同盟各国の首脳との電話会談で、ロシアがウクライナ周辺で軍事力を増強していることへの懸念を共有し、危機の外交的解決を図る方針で一致したと明らかにした。
ホワイトハウスによると、首脳らはウクライナの主権を支持することを再確認。ロシアが軍事的な行動に出た場合、深刻な経済的制裁を課す用意があることで一致した。
会談には、カナダのトルドー首相、欧州委員会のフォンデアライエン委員長、欧州連合(EU)のミシェル大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、英国のジョンソン首相らが参加した。>>15
「国外からテレワーク可」と出国認める EU、ウクライナ駐在職員に
欧州連合(EU)は11日、ロシア軍が国境周辺で軍備を増強して緊迫度が高まるウクライナに駐在するEU代表部の一部職員に対して、出国を認めたことを明らかにした。EU報道官は「退避ではない」と強調し、「国外からのテレワークの機会を与えるためだ」としている。
ロシアは10万人規模とされる軍備増強に加えて、ウクライナ隣国のベラルーシで合同軍事演習を本格的に始めている。EUは「加盟国とも連携して状況の分析を続ける」とし、主要任務を担うスタッフ以外への対応だと説明した。
米国は1月下旬に一部大使館職員の自主退避を認めたが、EUは当時、米ブリンケン国務長官との議論も踏まえたうえで、「いかなる予防的措置も必要ない」との立場だった。欧州メディアによるとウクライナ駐在のEU代表部大使は今回、対象となる職員に「なるだけ早く」国外に出るよう呼びかけたという。>>10
米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が、北京五輪期間中にもロシア軍によるウクライナ侵攻の可能性があると述べたことに対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は11日、米国は「どうしても戦争を必要としている」と反発した。インタファクス通信などが伝えた。
報道官は「ホワイトハウスのヒステリーが、これまでにないほど顕著になっている」と指摘。「挑発や偽情報、威嚇は、問題を解決するためのいつもの手口だ」と牽制(けんせい)した。
さらに、「米国の軍事・政治マシンのローラーが再び人々の生活に向かおうとしている。全世界が、軍国主義と帝国の野望がむき出しになるのを目撃している」と強く批判した。大国は自国の利益の為の原理・原則で動く
小国(韓国)は大国の狭間で揺れ動く
最悪の時に最悪の決断をする韓国人は考えるだけ無駄戦争の勝敗は朝鮮人が握っている。
なんせ、朝鮮人が参加したチームの敗戦率は100%だ。
朝鮮人が味方につけばアメリカですら戦争に負ける。>>25
なるほど
ならば、勝ったも同然
朝鮮人を仲間に引き入れて
粛清しよう米海軍、海自とノープルフュージョン実施
https://www.mod.go.jp/msdf/release/202202/20220208.pdf
どうやら朝鮮を切り捨てたようだ、アチソンライン復活だね>>1
アメリカが相手でも
裏切るし
中ロに行くともっとだし
北朝鮮・南北が統一されると💣\(^ ^)/💣
韓国で暴れまくって
北朝鮮へ逃げるも
そこでも粛清された
南朝鮮労働党(日弁連・日本の共産系とかロウソクデモ隊って……)>>30
脱石油は日本の悲願だし
地球温暖化対策でもあるし
ロシア対策でもあるのかな
仏、原発6基を国内建設へ さらに8基増設も検討「温暖化への対策」
https://www.asahi.com/articles/ASQ2C0FSCQ2BUHBI05C.html>>31
日韓トンネル事業とか
エネルギーブリッジ??
ロシアから電力を輸入し、東京電力は送電会社に(あり得ない……、ロシア→中国・モンゴル→反日韓国と、送電網を繋げるんだ)
tps://business.nikkei.com/atcl/interview/15/238739/102100211/>>19
プーチンが
独裁をやってる間は……
政権交代が出来れば
変わるかも知れないなとロシアのプロパガンダを発信してしまう日本の「専門家」たち
ウクライナは「東西分裂国家」か?日本で広まる偽情報に注意せよ
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68729>>34 と
クリミア半島で
戦争をした奴らが騒いでる
ウクライナは
どう思うんだろうな
ロシアに併合されてしまうのか……>>36
新ロシアの
工作員がウクライナでどうこうとか……
9条教(日本へ軍隊を向けて侵略を騒ぎながら)
慰安婦ニダーー
徴用工ニダーー
露、軍事演習で「航行の自由」に対抗 日米に揺さぶり
https://www.sankei.com/article/20210714-354ZTIWNVJMA3ATWVMIF3MEPEM/
<`∀´>「誰も信用してくれないニダ」
<`∀´>「アイゴーーーーーーーーー―」別スレにも書いたけど、ウクライナで戦争がはじまると仮定するなら、
「韓国人は今のうちにWONをUSD・JPYに換金するべき」
ですかね。>>38
우크라이나
잘 방위할 수 있으면(핵억지력이라든지, 북한이라든지……)
NATO가 필요하지 않습니까?
러시아와 협상하기 쉬울까?
이길 수 없기 때문에 (군사뿐만 아니라 경제 문제이기도하다)
NATO가 필요합니다.いや、半島は関係無いから。
朝鮮半島なんかもう地政学的に価値無いし。
まともに統治できない国は価値無いから。ウクライナの米兵160人が出国へ 米国防総省「安全と安心を考え」
米国防総省は12日、ウクライナで同国軍への助言や指導にあたってきた米軍部隊160人に一時的な配置転換を命じたと発表した。ウクライナを離れ、欧州内の別の国に移るという。
同省のカービー報道官は「兵士の安全と安心を最優先に考え、慎重に決断した」としたうえで、「この配置転換はウクライナを支援するという我々の決意を変えるものではない」とする声明を出した。
また米国務省は同日、ウクライナの首都キエフにある米大使館職員の大半に対し、即座に国外退避するよう命じたと発表した。一部の職員は、ポーランド国境に近い西部の都市リビウに移り、緊急の領事業務のみを継続するという。
同省はウクライナ国内に残る米国人に対しても、改めて即座に国外退避するよう求めた。同省高官は「いまはウクライナを去る時ではない。すでにその時は過ぎている」と述べ、一刻も早い対応を促した。
高官は、大使館職員を必要最低限に絞ることにした理由として「状況はますます激しい衝突に向かっていっているようだ」との見解を示した。「戦争地帯では、我々ができることは限られている」と指摘し、軍事侵攻となれば、米軍による救出作戦も期待できないと述べた。どうせ弱腰。
ミュンヘン会談の二の舞。日・米・韓、外相会談で対北連携確認も問題は韓国
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220212-OYT1T50203/
日米豪印が外相会談、対中連携強化で一致「深刻な懸念」表明
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220211-OYT1T50132/
日米韓外相会談 隠せぬ温度差
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021200421&g=pol
日米と韓国の間には微妙な認識の違いが生じている。
実際、国連安全保障理事会で日米欧など9カ国が4日に非難声明を発表した際、韓国は加わらなかった。
関係者は「韓国が日米の認識にどこまで付いてこられるかどうかだ」と解説する
しかし韓国との温度差は隠せず、結束した姿勢を打ち出せるかは不透明だ。
>国際的な孤立と制裁のリスクを自ら招>>1
ロシア軍が動き、ウクライナ危機が発生すると、最初に韓国に大きな影響を与えるのは、韓国の為替危機だろ。差し詰め...
仮称「リトル・レッドメン」が韓国の議会を占拠すれば、クリミア半島と同様の事態になりますね(笑)idiot Koreans
韓国とは反対に抵抗する..
韓国が1位で危険な国
YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=uvS5C-utkrU>>48
韓国も同じだよ、日本や世界にとっては。。ただし、まともなKoreanもいるってことは知っている。多数のKorean、反日の詐欺師を憎むんだよ。それらを放置してきたその他のKorean達も同罪。会話位なら君のようなまともな人間ならそれ相応に言葉を選んで受け答えしているよ、俺達も。例外的に指喧嘩友達にロリ侍と老害君がいるとか、いないとか∀∀∀∀∀∀∀∀
ウクライナ問題に「対処必要」 経済・金融の不確実性懸念=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、青瓦台(大統領府)で第4回対外経済安保戦略会議を主宰し、ロシアの侵攻可能性で軍事的な緊張が高まっているウクライナについて、「韓国国民の安全な退避と撤収に万全を期し、韓国企業の被害を最小化する方策を講じなければならない」とした上で「解決の突破口を見いだせないまま情勢不安が続いており、速やかな対処が必要だ」と述べた。>>47
結局、これだよな~
軍で脅して何の成果も得られなかったら、侵攻しちゃうんだろうな~w
ロシア国民が納得して、プーチンの支持率アップが約束できる成果があれば侵攻しないと思うんだよね>>47
そこは朝鮮半島ということでウクライナ情勢で緊張高まる…経済安保核心200品目の備蓄増やす=韓国
ウクライナをめぐる武力衝突の可能性が大きくなり、世界の金融・原材料市場が揺れ動いている。韓国政府は世界的なサプライチェーン不安に対応するため海外資源売却を原点から見直すことにした。また、核心品目の備蓄を増やし、これを管理する基本法の制定も推進する。
資金が株式など危険資産からドルや金など安全資産に移動する流れが明確になっている。これに伴い、アジアの主要証券市場は値下がりを避けられず、ドルや金は強気を見せた。また、ロシアの原油輸出への支障など懸念が大きくなり原油価格など原材料価格が上昇している。ロシアとウクライナの戦争がロシア発の原材料供給難からインフレ拡散、米連邦準備制度理事会(FRB)の緊縮政策強化につながりかねないとの懸念で投資心理が冷え込んだ。「ウクライナ危機は自業自得…外勢に国防任せるのは自殺行為」「それで植民地に転落したのが韓国」
エナジー経済新聞は14日、イ・サンホ大田大学政治外交学教授のコラム『外征依存が生んだウクライナの悲劇』を掲載した。
一方でウクライナが1994年に西側諸国と交渉を行い、軍縮へと舵を切り、西側の協力による経済支援や防衛を選択し、「米国をはじめとする西欧諸国もウクライナに対する安全保障を約束した」とイ教授は説明した。
イ教授は、しかし「ウクライナは西側の約束を信じ、その後、国防に対する努力を怠った」とし、ドンバス戦争(2014)で「ウクライナが惨敗」したことや、「東部地域の領土を喪失した」ことを取り上げ、しかし「西側は米国を中心にロシアに対する様々な経済制裁に乗り出したが、ロシアを阻止できなかった」と伝えた。
そして、現在、ロシアがウクライナとの国境付近に兵力を集中させる状況のなかで、「ウクライナは、米国と西側に対する過去の約束を守るよう強くアピールしているが、西側の反応は芳しくない」とし、「米国と欧州はロシアを糾弾しながらも軍事的に対応するという声をきちんと出せずにいる」と指摘した。
イ教授は「結局、外勢の介入を通じて国家安全保障を確保しようとしたウクライナが誤った判断をしたわけだ」とし、「もしも、しっかりとした在来式軍事力を維持していたなら、今のような風前の灯火のような状況には置かれていないだろう」と分析する。
イ教授は「外勢を効率的に使えれば、これは同盟国を確保する賢い選択だ。この場合、同盟を通じた国家安全保障の強化が可能である」としつつも、「しかし、武装解除後、外勢に完全に依存して国防を任せるのは自殺行為だ。ウクライナは、このような最も基本的な国際関係のダイナミクスに対する理解が不足していた」とし、「今のウクライナ危機は自業自得だ」と断じている。
一方でイ教授は「旧韓末(19世紀末)に自己防衛のための基本的な軍事力すら装備できなかった朝鮮は外勢に期待して突破口を探そうとしたが、結局は帝国主義日本の植民地に転落した」ことを挙げ、「現在、韓国は強力な軍事力を保有し、米国と軍事同盟を活用して国家安全保障を強化した」「旧韓末の教訓がウクライナのようなミスをしないようにしてくれたのだ」と述べている。高まりつつある戦争危機…サムスン・LGなどウクライナ現地から相次ぎ撤収
ロシアのウクライナ侵攻への懸念が大きくなると、現地に進出した韓国企業も必須人材を除いて撤収に出た。
14日、産業界によ政府がウクライナ全域に「旅行禁止」を緊急発令したことを受け、ウクライナ現地法人を置く企業の人材撤収行列が続いている。
現地販売法人を置くサムスン電子とLGエレクトロニクスは最近、駐在員家族を先に帰還措置したことに続き、現地に残した職員も帰国など撤収措置を完了した。一部は海外の他の地域に臨時再配置されたり、韓国への移動を進めたりしていると伝えられた。
外交部は前日深夜12時を基点にウクライナ全域に旅行警報4段階(旅行禁止)を緊急発令した状態だ。もし旅行警報4段階の発令にも現地から撤収しなければ、旅券法など関連規定による処罰を受ける可能性がある。
また、韓国タイヤもウクライナ大使館の案内にしたがって職員撤収を準備中だと伝えられた。
業界によると、現在のウクライナに法人、支社を置く韓国企業はサムスン電子、LGエレクトロニクス、現代総合商社、ポスコインターナショナル、韓国タイヤ、エコビス、オステムインプラントなどだ。この企業の駐在員も政府の措置により帰国準備を急ぐ見通しだ。
一方、大韓航空とアシアナ航空が戦争危険が高まっているウクライナ航空を通過しないことが確認された。大韓航空関係者は「ウクライナ情勢の不安により、該当地域を迂回してウクライナ領空を通過していない」と説明した。米ロ発の悪材料でKOSPI2700割り込み原油価格100ドルに迫る
米国の緊縮への懸念とロシアのウクライナ侵攻の可能性という2大悪材料で金融市場が再び揺れ動いた。韓国総合株価指数(KOSPI)は再び2600ポイント台まで落ち込み、KOSDAQ指数は15カ月来の安値水準に押し出された。
15日のKOSPIは前日より1.03%(27.94ポイント)下落の2676.54で取引を終えた。KOSPIが2700ポイントを割り込んだのは先月28日の2663.34から9営業日ぶりだ。11日からの3営業日の下落幅だけ3.4%(95.39ポイント)に達した。外国人投資家はこの日株式を2660億ウォン相当売り越して指数下落を主導した。
KOSDAQの衝撃はもっと大きかった。前日より1.51%下落の839.92で取引を終えた。2020年11月17日の839.47から15カ月来の安値だ。香港ハンセン指数が0.82%安、日経平均が0.79%安などアジアの証券市場も振るわなかった。韓国企業ら「ウクライナリスク」にお手上げ…進出21年で撤収の事例も
ロシアとウクライナに戦雲が漂い現地進出企業だけでなく韓国の主要企業が今回の情勢に神経を尖らせている。昨年基準で韓国とロシアの貿易規模は273億ドル、ウクライナとの貿易規模は9億ドル水準だ。貿易全体で占める割合はロシアが2.2%、ウクライナが0.8%とそれほど高くはない。
だが米国はロシアがウクライナに侵攻する場合には金融・貿易制裁を加えると予告しており、両国が交戦せず緊張局面を持続するだけでも原油や天然ガス、鉱物などの原材料供給に影響を与えかねない。ロシアは欧州で使うガスの40%を供給しているが戦争時にはガスと石油・石炭価格も急騰する恐れがあるためだ。穀物価格も揺れ動く可能性が大きい。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)キエフ貿易館はこの日「経済制裁が現実化すれば韓国の家電、携帯電話、自動車と部品輸出が萎縮しかねない。ロシアから輸入する原油・ガス・石炭をはじめ、ウクライナから輸入するクリプトンやキセノンなどの鉱物と穀物類供給に影響が発生する可能性がある」と明らかにした。
有煙炭・無煙炭輸入のうちロシア産が占める割合は昨年基準でそれぞれ16%と41%に達する。半導体材料であるネオンとパラジウムの需給も問題だ。韓国貿易協会によると昨年韓国が輸入したネオンのうち23%がウクライナ産だ。韓国政府と業界も対応策を探すのに苦心中だ。
企画財政部は15日、ウクライナ情勢非常対応タスクフォース会議を開催し、ウクライナ情勢への具体的な対応案を議論した。産業通商資源部と韓国貿易協会、KOTRAは9日から韓国ディスプレー協会、韓国ロボット産業協会、韓国半導体産業協会、韓国鉄鋼協会などの業界団体とグローバルサプライチェーン分析センターを稼動している。主要産業関連動向を深層分析しサプライチェーン管理戦略をまとめるためだ。
【グローバルフォーカス】ウクライナ危機、朝鮮半島に影響も
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