調達庁が国務調整室や国土交通部などと推進してきた日帝強占期日本人名義帰属財産に対する国有化事業が全国各地で急ピッチで進んでいる。
日本人財産国有化は慰安婦、強制徴用問題などと共に日帝清算が進んでいない部分の一つだ。
◆国立公園進入路、88年ぶりに国有化
韓国政府はこれまで主に主要文化遺産付近にある日本人所有土地を国有化することに焦点を合わせていた。最も最近国有化された文化遺産周辺の土地はソウル鍾路区(チョンノグ)の宗廟(チョンミョ)と昌慶宮(チャンギョングン)の間にある歩行路だ。該当の土地2筆地は日帝強占期の1930年から国有化が完了した昨年9月29日まで日本人「前田昇」の所有だった。
◆住民たち「日本人の土地だとは知らなかった」
全羅北道では全州市完山区仲仁洞(チョンジュシ・ワンサング・チュンインドン)にある朝鮮信託株式会社名義の2平方メートルの道路が昨年12月30日に国有化の手続きを終えた。全羅南道務安郡雲南面蓮里(ムアングン・ウンナムミョン・ヨンリ)の2平方メートルの道路も今年1月25日に国家に帰属した。
各地域にある小さな区画で最近まで日本人所有だったところも次々と分かっている。忠清北道清州市清原区斜川洞(チョンジュシ・チョンウォング・サチョンドン)のある交差点にある41平方メートルの土地(縁石と道路際にある土地)は日本人所有であることが確認された。忠清北道沃川郡安南面蓮舟里(オクチョングン・アンナムミョン・ヨンジュリ)の路地13平方メートル(全長15メートル)の土地もまた、今年2月4日の国有化前まで日本人所有の土地であることを知っていた人はいなかったという。
調達庁のイ・ギョンウォン国有財産企画課書記官は「正確な所有主を確認するためには国家記録院が保有している『日帝強占期在朝鮮日本人人名(26万人)資料集』と各地方自治体が持っている1945年当時の韓国人除籍謄本、裁判所行政処の過去の登記資料などを一つひとつ照合しなければならない」とし「目につかない小さな土地も最後まで追跡して地籍主権を回復する」と話した。
https://japanese.joins.com/JArticle/277081
「日帝の土地」1平方メートルまで探して…日本人帰属財産を国有化=韓国(1)
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