【天才少年ソン・ユグンさん除籍、控訴審も「大学の処分は正当」】
1997年生まれのソン・ユグンさんはニュース報道により天才少年としてその名を知られるようになった。彼は6歳の時にアインシュタインの相対性理論を理解し、大学レベルの微分積分の問題を解いた。
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そして入学から7年たった2015年、ソンさんが最年少博士になるというニュースが伝えられ、再び世間を驚かせた。
ソンさんは同年、「一般相対性理論の天体物理学的応用」というタイトルの論文を2015年後期学位請求論文として提出した。論文が通過すれば、ソンさんは18歳3カ月という年齢で韓国最年少博士号を取得できるはずだった。
だが、その期待は外れた。
米国天体学会は、ソンさんの論文が盗作だとして論文の撤回を発表、ソンさんの最年少博士号は吹き飛んでしまった。USTの調査でも、ソンさんと指導教授が論文を作成する過程で盗作をしていたことが明らかになった。
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そして、UST側は学則で規定されている修士・博士統合課程の在学年限である8年以内に博士号を取得できなかったという理由で、同年9月にソンさんを除籍処分にした。
■裁判所「論文盗作問題、ソン・ユグンさんにも責任がある」
これに対して、ソンさんは同年9月28日、裁判所に除籍処分取り消しを求める行政訴訟を起こした。ソンさんは訴訟で、「2016年4月に指導教授が解任された後、2017年3月に新たな指導教授が任命されるまでは教育課程の提供を全く受けられなかったため、在学期間から除外すべきだ」などの理由を挙げた。
だが、昨年7月11日に行われた除籍処分取り消し請求訴訟で、裁判所は学校側の主張を認めた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/20/2020062080032.html
韓国の天才少年、論文盗作、大学を除籍
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