世界初の液化水素運搬船、進水式 川崎重工

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    • 1独り言2019/12/11(Wed) 15:55:17ID:YzMjc4NzU(1/2)NG報告

       川崎重工業は11日、神戸市中央区の神戸工場で、世界初となる水素運搬船の進水式を行った。同社は岩谷産業などとともに、豪州で採掘した低品位の石炭「褐炭」から水素を取り出し、マイナス253度で液化して、神戸市内に建設する貯蔵施設まで運び入れる構想を描いている。運搬船は来年度に実施される技術実証に投入される予定だ。

       運搬船は「すいそ ふろんてぃあ」と命名された。全長116メートルで、総トン数は8千トン。播磨工場で製造中の1250立方メートルの貯蔵タンクを搭載し、来年秋ごろに完工する。式典では、関西の財界関係者や地域住民ら約4千人が見守る中、水しぶきを上げながら進水した。

       令和12年には、液化天然ガス(LNG)の運搬船に相当する16万立方メートルの水素を一度に大量輸送する船の商用化を目指している。

       川崎重工では今後、より大型の船と貯蔵タンクの開発を進める考えだが、担当者は「船などをスケールアップした上でマイナス253度を維持するためには、まだ技術的な課題がある」と話した。

       政府は次世代エネルギーの水素を「脱炭素社会」の切り札と位置づけ、本格普及に向けた施策に取り組んでいる。川崎重工や岩谷などは水素を輸入するだけでなく、発電所や燃料電池車(FCV)の動力源として利用するまでのサプライチェーン(供給網)を構築するプロジェクトも進めている。
      https://www.sankei.com/west/news/191211/wst1912110021-n1.html

    • 2名無し2019/12/11(Wed) 16:24:57ID:MwOTMzNTg(1/3)NG報告

      Kawasaki か・・・・

    • 3名無し2019/12/11(Wed) 16:39:15ID:c2Mzk3NjM(1/1)NG報告

      水素を液化するための技術開発を進めていて、磁気を使って自由電子の向き(回転方向)を揃えると電子は自由運動を取り戻そうと廻りから潜熱を吸収しようとする原理を利用する開発が行われている。実現はもう少し先になりそう。

    • 4任那日本府2019/12/11(Wed) 16:44:13ID:Y3ODYyMTQ(1/1)NG報告

      電子って自由運動に戻ろうとすると
      そんな挙動になるんだ

    • 5名無し2019/12/11(Wed) 16:50:03ID:MwOTMzNTg(2/3)NG報告

      褐炭をそのまま運べば良いだけの話なのに、なんでこんな無駄な事を・・・

    • 6名無し2019/12/11(Wed) 17:20:08ID:Y4NTM4Mzk(1/4)NG報告

      >>5
      かさばるし、取り出すのに燃料がいるし、廃棄物の問題もある

    • 7名無し2019/12/11(Wed) 17:44:38ID:Q3NDQ2NzU(1/1)NG報告

      韓国の技術力では作れないらしいね😂😂😂

    • 8名無し2019/12/11(Wed) 17:46:29ID:MwOTMzNTg(3/3)NG報告

      >>6
      液化する所から輸送して貯蔵してって所まで、全部マイナス253度にし続けなけりゃいけないなんて、酷いエネルギーコストだと思わない?
      しかも特殊な船を作らなきゃいけないし、そんなに量産できる船でも無いだろうからコストも無駄に掛かる。

      廃棄物にどんな物が残るか分からんけど、舗装材ぐらいには使えるんじゃねえの?
      まあ、何か使い道考えれば良い。そもそもゴミなんだからコストはゼロ。売れれば儲け物。

    • 9名無し2019/12/11(Wed) 17:48:50ID:Y4NTM4Mzk(2/4)NG報告

      >>8
      日本でやってもエネルギーはかかるが

    • 10名無し2019/12/11(Wed) 17:51:16ID:Y4NTM4Mzk(3/4)NG報告

      褐炭と石炭の焼却灰は違うからな
      褐炭から取るのは水素だけ
      大量の廃棄物が残るだろう

    • 11名無し2019/12/11(Wed) 18:05:38ID:Y4NTM4Mzk(4/4)NG報告

      LNG運搬船には、自社開発の防熱システム「カワサキパネルシステム」を改良することで、世界最少の0.08%/日のボイルオフレートを達成した。
      https://response.jp/article/2013/03/29/194799.html

      オーストラリアから日本まで15日程度らしい
      水素なので仮に0.1%で計算しても1.5%しか気化しない
      更に気化した分は船の燃料として使える
      液体で届くのでボンベに入れるために電力を使って圧縮する必要はない

    • 12名無し2019/12/11(Wed) 18:09:01ID:Q4NjE4MjI(1/1)NG報告

      この間は電池で動く潜水艦の話題出たばかりなのにな
      韓国はうんこ燃料にするとか火病をエネルギー変換して動く船作れば凄いのに

    • 13名無し2019/12/11(Wed) 18:15:41ID:kwMDMxMDA(1/2)NG報告

      >>5
      こういうことだそうです。
      https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/ondanka_platform/kaigai_tenkai/pdf/002_04_00.pdf

      クリーンなエネルギーとして水素を使うという方針があり、その水素を安価にかつ環境負荷の低い方法で製造する手段として褐炭利用が注目されたようです。オーストラリアの水素プラントで水素製造時に出る二酸化炭素を地中に埋め戻す技術を使うようです。
      https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/kattansuisoproject.html
      https://www.sankei.com/life/news/180928/lif1809280009-n1.html

    • 14名無し2019/12/11(Wed) 18:16:10ID:M1OTY0OTU(1/1)NG報告
    • 15名無し2019/12/11(Wed) 18:26:44ID:MzNjg1NTE(1/1)NG報告

      この船、褐炭由来の水素しか運べないと思ってる?
      残念でした、中東の砂漠で太陽光発電と海水使って分離した水素も運べるんです。

    • 16名無し2019/12/11(Wed) 18:27:36ID:kwMDMxMDA(2/2)NG報告

      >>12
      火病推進はまだ難しいと思いますが、排泄物(を含むバイオマス燃料)推進船は世界各地でまじめに研究されています。
      https://www.nyk.com/news/2019/20190204_01.html

    • 17独り言2019/12/11(Wed) 19:41:04ID:YzMjc4NzU(2/2)NG報告

      本船は、マイナス253℃に冷却し、体積が気体の800分の1となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発されました。今後、播磨工場で製造している1,250m3の真空断熱二重殻構造の液化水素貯蔵タンクを搭載し、2020年秋頃に竣工の予定です。竣工後、本船は2020年度に実施される国際水素エネルギーサプライチェーン構築に向けた技術実証試験(※1)に投入され、豪州で製造された液化水素を日本へ輸送します。

      水素は、地球温暖化対策のカギとなる次世代のエネルギーの一つとして注目されています。使用時に二酸化炭素などの温室効果ガスが発生しない特性を持ち、発電や燃料電池自動車などでの活用が期待されます。

      この水素が、石油や天然ガスと同じように一般的に利用される社会の実現に向けて、当社は2016年に岩谷産業株式会社(以下、岩谷産業)、シェルジャパン株式会社、電源開発株式会社(以下、Jパワー)と、技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(※2)「HySTRA」を結成し、NEDO(※3)の支援の下、経済的かつ安定的に大量の水素を調達するためのエネルギーサプライチェーンの構築に向けた技術開発を進めてきました。現在、液化水素運搬船のほか、液化水素の受入基地を兵庫県神戸市に、褐炭ガス化設備を豪州に建設しています。

      また2018年から当社、岩谷産業、Jパワー、丸紅株式会社、AGL Loy Yang Pty Ltdでコンソーシアム(※4)を組み、豪州連邦政府およびビクトリア州政府より補助を受けてガス精製設備、水素液化・積荷基地などを建設しています。

      川崎重工は水素事業を持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みとして、「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」のすべてのフェーズで開発プロジェクトを進めています。1981年にアジアで初めてLNG運搬船を建造した当社は、液化水素運搬船を世界で初めて完成させ水素社会の実現を目指します。
      https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP525169_11122019000000?s=5

    • 18名無し2019/12/11(Wed) 21:38:54ID:k5MDE5MDc(1/1)NG報告

      >>8
      LNGより90度ほど低い温度と言うだけで、液化に要するエネルギーコストと言う点ではそう大きな問題ではないよ。
      周囲温度を20℃とすると、温度差はLNGが180℃に対してLHは270℃。
      1.5倍の断熱能力が有ればOKだ。
      単位重量当たりのエネルギーはLNGよりも高くて、ある意味運搬に適した燃料とも言える。

      マイナス250度に耐える構造材と言うのが技術的にハードルが高いだろうね。

    • 19名無し2023/09/22(Fri) 15:25:09ID:E2ODQzODg(1/1)NG報告

      砂漠は水素の宝庫?“産油国UAE”と“技術国日本”がタッグを組む「運搬船」

       次世代エネルギーとして注目される「水素」を運ぶ船。タンク内をー253℃に保つ世界初の技術により、水素を体積が小さくなる液体にしたまま、大量に輸送できると期待されています。

       こうした水素技術を巡り、日本政府が前面に立つ形で協力関係を強化しているのが、UAE=アラブ首長国連邦です。

       川崎重工は7月、岸田総理の外遊に同行し、石油会社最大手「ADNOC」との間で水素の供給で協力していく契約を結びました。

       川崎重工 水素戦略本部 山本滋副本部長:「UAEで作った水素をどうやって世界各国に運んでいくか。作っただけではやはり水素社会は実現できません。運んで需要地に持って行く。そこのところで我々が貢献できる。液化水素運搬船、それは彼らもすごく期待している」

       世界屈指の産油国として知られるUAEはいま、国を挙げて脱炭素に取り組んでいます。

       砂漠地帯には太陽光パネルが敷き詰められ、そこで生まれた電力から水を分解することで、水素を大量に製造できる将来性があると言われています。

       欧米や中国も次々と事業に参入し、水素開発競争の様相を呈しています。

       UAEの潤沢なオイルマネーを背景に進むこうした動きに、日本政府も技術開発やビジネス展開につなげたいとして、日本企業を後押ししているのです。

       川崎重工 水素戦略本部 山本滋副本部長:「2050年にはLNG(液化天然ガス)から水素に変わって液化水素運搬船が往来している世の中になる。それで脱酸素に貢献できるんじゃないか」

       この液化水素運搬船は、7年後の2030年の実用化を目指しています。

       日本は、水素が「脱炭素の鍵」になるとして、2040年には今の6倍となる1200万トンの活用を目標にしています。

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