米利上げ、韓国経済悪夢の始まりか(朝鮮日報)
韓国、米国の金利引き上げを恐れる理由(中央日報)
1300兆ウォンに上る家計債務がいつ爆発するかどうか分からない時限爆弾として存在する。
家計負債に対して直接的に効いてくること。韓国では大半が元利分離で、かつ変動金利を選択している。元利分離の割合は2015年の新規貸出で70-80%。
変動金利は記事によると70%ほど。「金利が0.25%上がれば年間負担2兆ウォンの利子負担増となる」
単純に支払額が増えるのは間違いない…負担が増えても元本は減らない。最初の影響。
不動産市場を直撃する。
現状で韓国の経済成長の半分以上を担っている不動産販売、建設業を弱めることになる。
中央日報にはソウルの住宅価格が2年ぶりに下落傾向になったとある。
この2年、不動産バブルを誘導しだしてから……です。
ゾンビ企業が景気直撃「事業によって出た利益で、借入金の金利すら払えない」企業のこと。
その状況が3年間続いている。
金利が上昇すれば、このゾンビ企業がまた一層増えるのも当然。
米国をはじめ他国の金利が上昇すれば、外国の資金が高金利を目指し、韓国から流出する危険性が高まる。
外国人が1兆ウォン規模の売り越しを記録した。債券市場でも外国人が韓国債を売っている。米国の利上げが本格化すれば、資金流出のペースが速まり、金融市場の不安につながる懸念がある。
これまで「史上最低の低金利」によってごまかせていた部分が、ついに白日の下にさらされたわけです。
追随利上げしなければ外資が利率の高い(そして確実な)ドルに向かうのは間違いないわけで。
韓国 詰む。
アメリカの利上げが韓国経済へのトリプルパンチ! 家計負債、不動産、ゾンビ企業……韓国「詰みました…」
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