李英和氏によると、金正恩は時間稼ぎではなく、本気でトランプに対談を呼びかけたが、北朝鮮指導部をまとめられずに窮地に陥っているという。
その根拠となるのは、朝鮮総連の機関紙である「朝鮮新報」に会談に関する記事が出たものの、翌日には削除され、以後、沈黙を通すという異例の対応になっていること。
果たして真相はいかに。
《金正恩と実妹の与正、そして軍師役の金英哲など、ごく少数の側近だけで米朝首脳会談と非核化交渉の方針を固めた。その他の党と軍部の重臣たちに十分に根回しするのを怠った。
韓国特使を通じてトランプの意中を確かめた上で、重臣たちに同意を取り付けるつもりでいた。ところが、トランプが即決即断したせいで、重臣たちへの根回しと合意が後手に回った――。
今回の金正恩の決断はあまりにも重大で危険なものである。その分だけ、権力中枢の内部で、手順前後という悪手が際立つことになる。
政治体制の仕組み上、最高指導者を責める声は出ないだろう。だが「俺は聞いてない」という重臣たちの不満が噴出する恐れがある。
それゆえ、今回、交渉に携わった実力者が「君側の奸」と指弾され、内紛の火種となる可能性が否定できないのである。》
ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/54878金正恩は留学経験もあり、日常的に海外の情報に接しているので、アメリカが空爆したら、北朝鮮軍は何も反撃できないまま、あっという間に全滅することがわかっているだろう。
しかし、軍の大物たちは、アメリカ軍を第一次朝鮮戦争なみに考えていて、ソウルを占領して講和に持ち込めると思い込んでいるのはないだろうか。
困ったことに、金正恩がこれまで粛正してきたのは、世界情勢に通じた開明派ばかりだった。
金正恩を支え、開明派の粛正に手を貸してきたのは、北朝鮮軍はアメリカ軍と対等に戦えると思い込んでいる頑迷な老人たちだった。
金正恩が非核化を実行しようとしたら、これまで金正恩を支えてきた頑迷な老人たちが敵に回る。
非核化を支持したであろう開明派はもはや生き残っていない。
金正恩が非核化を強行しようとしたら、今度こそクーデタが起こるだろう。金正恩は「普通にマトモな奴だったよ」とか留学時代の友人たちの発言もある。
けど・・・当時はマトモだったかも知れないが、もう長いこと金正恩の周辺にはイエスマンしか存在していない。
現在の金正恩が、自我を巨大に肥大化させていて、あたりまえなのだ。
他者の意見など耳に入らないどころか、耳障りな情報を知らせる人間が、金正恩の周辺にいるのかどうか・・・
ちなみに『国王』に就任して以来、金正恩は周囲の「頑迷な老人たち」を粛清しまくった。
金正恩の周辺には、彼と年齢も考え方も近寄った者たちで固められている。
米朝会談?
ま、お流れなんだろうね。
どのみち金正恩が米国に行かなければ米朝会談はあり得ないだろうし、米国に行ったら彼は拘束されるのではないか?
金正恩の後継はまだ準備できていないだろうし、金正恩の身柄さえ拘束してしまえば、北朝鮮は身動きが取れず混乱する。うまくいけば問題の半分くらいは解決だ。クーデターか粛清かって事かな?
どっちもがんばれー(内政干渉できないし、他人事)>>3
普通の朝鮮人も自我を歪に肥大化させた自己愛性人格障害ばかりだというのに、金正恩がまともだなんてあり得ないだろう。
平昌に来た妹も、態度の端々に高慢さがにじみ出ていて鼻についたくらいなのに。米朝会談が行われない
もしくは、行われても成果がなかったら
軍事オプションしか残らないって
米国では騒いでいるらしい会談は第三国(北欧?)でやるんだろうな。
朝鮮半島での戦争を望む人達にとっては格好のテロ対象だろう。クーデターが起きるなら委員長が北朝鮮を出た時。
しかしそれを先導指揮する者はもう居ないだろう。
米朝会談に向けた不気味な沈黙が暗示する「北の内部抗争」
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