日本に奪われた済州の鐘が日本の美術館内のトイレの脇に設置される

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    • 1名無し2025/05/09(Fri) 07:12:30ID:kxMzY1MDU(1/1)NG報告

      日帝強占期に奪われた韓国の文化財が日本のとある美術館の地下、それもトイレの横で発見されました。
      李氏朝鮮時代に現在の済州道庁と同じ役割をしていた済州官衙にあった鐘です。

      1941年に日本の鉄道財閥である根津嘉一郎が建てた美術館で、日本の国宝級の文化財など東アジアの美術品7,600点が所蔵されています。
      地下に下りると、階段の下の空きスペースに大きな鐘が一つ置かれています。
      高さ1メートル、重さ300キロの梵鐘で、1690年に朝鮮の雲興寺で作られたという説明が書かれています。

      朝鮮の鐘がとある日本の私立美術館の地下への階段の前に置かれているわけです。
      さて、この鐘は元々は済州牧官衙の外大門の前に掛かっていた鐘であることが最近確認されました。

      李氏朝鮮時代に道庁の役割をしていた官衙では、1850年から鐘を鳴らして時間を知らせ、済州城の城門を開閉していたと伝えられています。

      しかし、1916年に日本が文化抹殺政策によって済州官衙を破壊した時、鐘も一緒に消え去ったのです。
      ところが、100年の歳月が流れた後に鐘が発見されたと思ったら、置かれていた場所は展示スペースでもなく観覧客のためのロッカーが設置された場所で、すぐ傍にはトイレもあったのです。
      鐘が消え去った現在、済州は全国17の市道のうち除夜の鐘を鳴らさない唯一の地域となっています。

      済州道は鐘を返してもらおうと国家遺産庁と協議を始めました。

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