【ソウル聯合ニュース】韓国保健社会研究院が3日までに公表した報告書によると、国民が感じる社会の対立の度合いが2年連続で上昇し、2018年に調査を開始してから最高となった。
報告書によると昨年6~9月に19~75歳の男女3000人を対象にした調査で、国民が感じる韓国社会の対立度は4点満点中3.04点だった。点数が高いほど対立が深刻なことを意味する。
調査を開始した2018年の2.88点から21年まではほぼ横ばいだったが、22年に2.85点とやや低下。その後、23年2.93点、24年3.04点と2年連続で上昇した。
回答者が最も深刻だと考える対立は「進歩(革新)と保守」の対立だった。18年の3.35点から23年には3.42点、24年には3.52点に上昇した。
首都圏と地方の地域の対立は3.06点、正規職と非正規職は3.01点、労使間の対立は2.97点、貧困層と富裕層の対立は2.96点だった。
三権に対する信頼度は、司法(裁判所)、行政(内閣)、立法(国会)の順で高いことが分かった。
裁判所に対する信頼度は2014年の32.5%から上昇が続き、昨年は43.7%だった。
内閣の信頼度は2014年の35.1%から2021年には過去最高の47.9%を記録。その後は減少傾向が続き昨年は39.1%だった。
国会の信頼度は2014年より6ポイントほど上昇したものの、昨年も24.6%で20%台だった。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250303000600882?section=society-culture/index
社会の「対立度」が過去最高に 「保守VS革新」最も深刻
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