「残党を捕らえて銃剣で…」日本軍が見た東学革命、初の翻訳

64

    • 1名無し2022/09/02(Fri) 10:51:58ID:YxMzk0MDY(1/1)NG報告

      東学農民革命記念財団は1日、「東学農民革命新国訳叢書」の14番目となる本を先日発刊したことを明らかにした。東学農民革命に関して日本の資料を翻訳したのは今回が初めて。

       同書は、東学農民革命に関する日本の資料「東学党の状況」、「暴民東学党」、「明治27年日清交戦従軍日誌」の原文と翻訳文をまとめたもの。

       「東学党の状況」は、日本が日清戦争に向けて軍の最高統帥機関として1894年6月に設置した大本営が、東学農民革命を把握するために作成したもの。1894年6月から1896年2月までの記録で、内容は在朝日本公使館と日本国民を保護するという朝鮮派兵の大義名分、東学農民軍の状況、東学農民軍から押収した物品の目録など。

      「暴民東学党」は、1894年9月29日から1895年3月25日にかけて、釜山(プサン)や仁川(インチョン)をはじめとする朝鮮各地の日本の兵站司令部が大本営の兵站総監に送った電報の内容をまとめたもの。東学農民軍の動静、日本軍と朝鮮軍の出兵状況や戦闘結果などが確認できる。

       「明治27年日清交戦従軍日誌」は、徳島県阿波郡出身の後備歩兵第十九大隊第一中隊の上等兵が1894年7月23日から1895年2月27日までを記した従軍記録。東学農民軍の鎮圧に実際に参加した日本兵の従軍日誌であることから、史料的価値が非常に高い。

       同財団のシン・スンチョル理事長は「東学農民革命に関する日本の資料の翻訳と発刊は今回が初めて。これが東学農民革命についての研究が質的に深化・拡張する契機となることを期待する」と話した。

       東学農民革命記念財団は2004年に制定された「東学農民革命の参加者らの名誉回復に関する特別法」に則り、革命精神の宣揚のために文化体育観光部の認可を受けて設立された機関。革命に対する大衆の認識を高めるとともに、研究の拡散に寄与するため、2015年から新たに発掘した東学革命に関する史料(漢文)を集め、新国訳叢書を毎年発刊している。記念財団は革命の世界化のために日本語資料の翻訳・発刊を続けていく計画だ。

      http://japan.hani.co.kr/arti/politics/44447.html

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除