サムスン電子は昨年、日本のスマートフォン市場でシャープのスマートフォンよりも遅れを取っていることが分かった。何よりもサムスンが日本で苦戦しているのは、韓国産製品に対する日本人の好感度が非常に低いためだ。そのため、サムスンのスマートフォンは、日本ではサムスンブランドを除き、Galaxyの名前だけで販売されている。サムスンブランドがない唯一の市場だ。日本のスマートフォン消費者らは、アップルのiPhoneや自国メーカーだけを好んでいる。
12日、市場調査会社のMM総研(MMRI)によると、サムスン電子は昨年、日本のスマートフォン市場でアップルとシャープに立ち後れて3位とされた。3位ではあるが、シェアは微々たる水準だ。1、2位との格差が非常に大きいという。アップルのiPhoneが市場の半分以上を占めていることが分かった。
MMRIは具体的な販売台数やシェアについて明らかにしていないが、技術力でサムスンよりもはるかに遅れている日本のメーカー、ソニーや富士通とも大差はないという。
アップルは昨年、日本市場で10年連続トップについたのはもとより、2008年日本発売後、過去最多出荷量を記録した。しかし、サムスン電子はシャープのスマートフォンの壁を越えることができなかった。
2018年に初めて日本で年間スマートフォン販売4位にランクインしたサムスン電子は、2019年にソニーを抜いて3位に浮上した。翌2020年は富士通に押され、一時4位となったが、1年ぶりに3位を取り戻した。それでもグローバルスマートフォン市場では存在感が薄いシャープに押され、毎回3~4位に止まっている状況だ。
サムスン電子は、一般の携帯電話やスマートフォンを合計した日本全体の携帯電話市場でも、昨年に次ぐ4位のレベルだ。日本のスマートフォン市場の半分以上を占めるアップルが1位になった中で、2位はシャープ、3位は京セラ、4位はサムスン電子、5位はFCNT、6位はソニーの順だった。
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スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的
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