最近では北核など重大な安全保障脅威や緊急支援が必要な国際的危機状況でも安保理が意見を一つにまとめることができず、安保理の機能に対する懐疑論が表面化している。
◆P5拒否権乱用が生んだ「安保理無用論」
安保理は米国・英国・フランス・ロシア・中国など常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国など合計15カ国の理事国で構成されている。非常任理事国10カ国の任期は2年となっているが、アジア・アフリカ・欧州・中南米など大陸別に1~3カ国が理事国を務める。韓国は2024~2025年の任期を目標に3度目の非常任理事国入りに挑戦している。
安保理内で「P5(Permanent Five)」と呼ばれる常任理事国5カ国の権限は強大だ。特に制裁決議など強制力を持つ決定でこれら5カ国は絶対的なveto(拒否)権を持つ。これら常任理事国5カ国のうち1国でも反対すれば制裁決議を採択することはできない。常任理事国5カ国は安保理の刃先が自分のほうに向かう状況をいつでも回避できる盾を持っているといえる。
問題はこの5カ国が事案別に「米・英・仏」と「中・露」に分かれて心理戦を繰り広げる一方、拒否権を利用して安保理次元の共同対応を無力化する場合が多いことだ。特に紛争・内戦・クーデターや武力示威に伴う安保脅威など、国際社会が神経を尖らせる局面ですら「自国優先主義」に染まった常任理事国の拒否権乱用によって安保理がストップすることが繰り返されている。
◆拒否権に足をひっぱられて「半分の声明」
最近では北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイルの発射を制止するための国連安保理の制裁対象追加指定を中・露が阻止した。もちろん安保理決議に対する拒否ではなく、制裁対象追加指定に対する「保留要請」だったが、結果的に今年に入って3~4日に1回の間隔で繰り返される北朝鮮のミサイル発射を阻止するための安保理次元の共同対応が無力化したことになる。リンダ・トーマス-グリーンフィールド国連米国大使は「北朝鮮が核武器プログラムを進展させることができるように『白紙小切手』を握らせることだ」と批判した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/287277- 2
名無し2022/01/31(Mon) 21:22:50(1/1)
このレスは削除されています
ソースが中央日報だからね。
中身を読む気は無いけど、どうせ韓国の願望が書かれているだけでしょ。wだいたいよお
兵糧攻めなんて
人道に反してるよな
北朝鮮、ザマァwそういえば
中国でさえ化学肥料を止めたからな
北朝鮮人なんて、どれだけ死んだって気にしないんだよな
中国にしてみれば
北朝鮮人は、少なければ少ないほどいい
ゼロだって構わない
あそこに国があればいい
ってことなんだろうなw反共の盾()として作られた国があったはずなんだけど機能してるんですかね…?
今の安保理は機能しているといえるのか…「北朝鮮に白紙小切手」無敵の拒否権(1)
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