(記事抜粋)
文大統領は、朝鮮戦争の終戦宣言こそ朝鮮半島で和解と協力の新たな秩序をつくる重要な出発点になるとの考えを示した。昨年の国連総会で「終戦宣言こそが朝鮮半島における非核化と恒久的平和体制の道を開く扉になるだろう」と述べたのに続き、今年は終戦宣言の主体を朝鮮戦争当事国の南北米または南北米中に具体化した。
また、文大統領は国際社会に向けても「朝鮮半島の終戦宣言のために力を集結してもらいたい」と呼び掛け、終戦宣言が実現したときに非核化の不可逆的な進展とともに完全な平和が始まると強調した。
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文大統領は30年前の南北の国連同時加盟について「決して分断を永続させるためのものではなかった」とし、「南北が周辺国とともに協力するとき、朝鮮半島に確固たる平和を定着させ、北東アジア全体の繁栄に寄与することになり、いずれは協力で平和を実現させた『朝鮮半島モデル』と呼ばれるようになるだろう」との見通しを示した。その上で「国際社会が韓国とともに北に対し絶えず手を差し伸べることを期待する」と語った。
来年5月に任期を終える文大統領は、朝鮮半島の平和の始まりは「常に対話と協力だ」とした上で、南北間、米朝間の対話の早期再開を促すとともに、「残りの任期の間、共生と協力の朝鮮半島のために最後まで最善を尽くす」と述べた。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210922000200882?section=politics/index
文大統領が国連で演説 「南北米または南北米中による終戦宣言」を提案
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