韓国では、ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)のナイトクラブで集団感染が発生して以降、感染者数が増加傾向にある。
朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は、同日の記者会見で「今後1~2週間が首都圏の感染拡大を防ぐために重要なヤマ場となるだろう」とし、「6月14日までの約2週間、首都圏で防疫管理を強化することにした」と述べた。
同国政府は、美術館や博物館、公園など、首都圏にある全ての公共施設を閉鎖するほか、首都圏で行われる政府や地方自治体、公共機関が主催の行事も中止や延期の措置を取る。また、遊興施設に対しては営業の自粛を呼び掛ける。
これに、韓国のネットユーザーからは、「もうコロナにはうんざりだ」「収束したと思っていたのに、どうしてこんなことに…」などと、再び感染が拡大していることを嘆く声が上がっている。
また、「政府は、(同国の新型コロナ対応が)世界の模範になっていると自画自賛していたけれど、結局、防疫は失敗したということで「対応がいつも1歩遅いんだよな」「公共施設の運営を停止しただけで、感染は止められる?」「本当に危険な場所は、公共施設ではないのでは?」などと、政府の対応に疑問や批判の声も。
その他、20日から順次始まっている登校開始は予定通り進める予定であることから、「学校も公共施設ではないのか?」「登校を中断せよ」「子どもたちが感染したら大変だ」「生徒の安全を優先すべき」などといったコメントも寄せられている。
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20200529031/
「世界の模範になっていると自画自賛していたけれど?」結局、防疫は失敗、首都圏全ての公共施設を再び閉鎖
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