大航海時代以前については知らないので、他の方にお任せします。
<日帝統治前について>
当時の英米の文献(E.Bird.Bishop「Korea and her neighbours」など)によれば、李氏朝鮮末期の主食は米だった。貧しい村では粟を食べることが多かったとも書かれている。
朝鮮人民は、頻繁な飢饉とコレラの流行に苦しめられていたとも書かれているので、当時の朝鮮の米は、当然ながら生産が安定しない品種だったでしょう。
日本も1800年代前半までの江戸時代に、4度の大飢饉が有名なので、鎖国明け朝鮮では1890年頃も寒さには脆い品種だったでしょう。
しかし、李氏朝鮮では、人民は朝鮮国王のの所有物・家畜のような存在で、開国当時には産業などについても全く無策で、支配階級両班が必要に応じて農民から米を奪い取っていたとのことで、米の生産量について、信頼できる統計のようなものはなく、数値的にはどの程度だったか不明。
韓国の「国史」の国定教科書の教師用には、朝鮮の人口について
1777年 1804万人
1877年 1689万人
1910年 1313万人(併合時の初の本格戸籍調査)
と記載されていた。
当時、2年以上の間、朝鮮であらゆる資料を漁ったという当時随一の植民地学者Alleyne Ireland によれば、日本統治以前には両班が国王に収める米を誤魔化すために人口を少なめに報告していたとのこと。
したがって、日韓併合直前には、朝鮮人口が激減中だったということになります。
原因としては、「頻繁な飢饉とコレラ流行」しか考えられないですね。
朝鮮独立協会の初代会長だった李完用や朝鮮の最大の政治派閥「一進会」が日本との併合を決意した背景には、大韓帝国に絶望し、このままでは朝鮮民族が滅亡するという危機感があったのだと、崔基鎬教授は書いてました。
当時の米は、非常に寒さに弱かったことは間違いないでしょう。
朝鮮人って日帝に支配されるまで何を食べてたの?
136
ツイートLINEお気に入り
115
12