大東亜戦争当時は「軍艦」という名称でした。終戦後、日本に進駐してきた米軍の兵士たちは、エキゾティックな日本の歌に相当にはまったと言われます。彼らの間で一番人気のあった2曲が「支那の夜」と「軍艦」でした。米軍がWarship Marchと言い出し、それを日本語にして「軍艦行進曲」と定着しました。
日本では「一番美しい」語呂と認識される短歌や俳句と同様の7文字と5文字の組み合わせ 今の日本人でもやや難解な歌詞内容であることから、歌詞の説明をつけます
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天皇国家を4方の敵からの攻撃から守っている。鉄でできたその軍艦は日本に仇をなす敵国を攻め滅ぼすものである。石炭の煙は大海原で(龍)ドラゴンのようになびいている。大砲を撃ったときの音は雷の音のように響くものだ。万里(長距離)の波を乗り越えて天皇の国を光輝かせよう。
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海上自衛隊でも、海上幕僚監部通達により儀礼曲の一として「軍艦行進曲」の名称で制定されており、進水式や出港式典などで奏楽されている他、観閲行進曲として奏楽されています。YouTubehttps://youtu.be/A75AQgDBtJI
米軍も愛してくれた日本の「軍艦行進曲」
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