ローマ帝国から学ぶ歴史。日本人に是非読んで欲しい(長いけど)

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    • 1ローマ君2017/01/06(Fri) 17:36:13ID:c3NzE5NzQ(1/10)NG報告

      ローマ人が未開人を相手にするときの最大の失敗のケースは、常に未開人を未開人として見ず、自分と同じような考え方をする人間だと勘違いしたことが原因だった。
      未開人は文明人の価値を理解できず、神(の信義)が全くない連中だという点に気付かなかった一部のローマ人は、大きな間違いを犯して、自分だけでなく周りの人に大きな害を及ぼしたのだ。
      約束に基づいた相互行動を持続できるのは、約束を大切にするローマ人の間のみで通じることであって、約束をないがしろにして嘘を平気でつき、結んだ約束も夕方には破棄する未開人に対しては何の意味もない。
      こういった点を知っていたローマ人は、一部の個人を除くと、いつでもまずは力で未開人を制圧して接触をした。
      未開人が唯一納得できるのは、常に「力」だけだったからだ。
      こういった点を忘れて堕落してしまい、お金で解決しようとした帝国後期のローマ人が、未開人たちの前で崩壊したのは、当然の結果だといえる。

      未開人が使う手法はいつも嘘である。

      したがって文明人は、いつも未開人がどのような嘘をつくのか研究しておく必要があるし、常に未開人が嘘をついているということに留意しておかなければならない。

      サビアヌスはガリア人たちに騙されて、自分だけでなく9000人の戦友たちも犠牲にした。

      ローマ軍が分散して越冬することを見守っていたガリア人は、これをチャンスだと思って、サビアヌスのローマ軍陣営を攻撃したが、いつものように敗北した。
      正攻法ではうまくいかなかったガリア人は、「対話したい」と言って、使節を送って平気でローマ相手に嘘を言った

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