【フッ化水素】対韓国輸出管理:「横流し先は中国か」を統計から読み解く【どこいった】

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    • 1名無し2019/09/08(Sun) 17:57:42ID:I0Mzg3MDQ(1/20)NG報告

      対韓国輸出管理:「横流し先は中国か」を統計から読み解く(五十嵐 哲也)
      記事 http://agora-web.jp/archives/2040357.html


      7月1日に経産省が韓国向けの輸出管理の運用見直しの方針を発表して以降、本見直しについて日韓とも様々な報道や識者の見解が溢れている。しかし本見直しの理由について経産省は、不適切な運用があったと述べるのみだ。そのため様々な憶測がなされている。かつ見直し当初は日本政府当局からも、安倍首相や世耕経産相が徴用工問題との関連を発言してしまうほど、経産省の公式見解からずれてしまっていた。現在でも、不適切な運用の中身を、北朝鮮やイランへの横流しと関連付ける識者の論は多い。

      しかし、確たる根拠なしに事実上の経済制裁と言える運用見直しを行うことは、優秀な日本の官僚機構にしてはありえない。ただ、現時点で明らかな北朝鮮やイランへの横流しの証拠は出ていない。そうした状況の中で、宇佐美典也氏が韓国への輸出規制の背景を論じた記事を寄稿された。
      (寄稿記事 http://agora-web.jp/archives/2040232.html)

      非常にわかりやすく納得できる記事であるが、不適切な運用の中身について、以下のように述べられている。
      "「日本から輸入されたフッ化水素が韓国から中国に横流しされている可能性が高いと言わざるを得ない。ほぼ100%といってもいいだろう。」"
      宇佐美氏は理由を中国への横流しと述べられているが、あくまで推測であり、証拠を提示しているわけではない。
      それでは公開されている情報を元に、中国のフッ化水素酸の輸入先を分析してみよう。(画像参照)

      中国にはサムスン西安(NAND)、SKハイニックス無錫(DRAM)、インテル大連(NAND)等の半導体製造工場があり、韓国ほどではないが多くの半導体を生産している。中国の統計でフッ化水素酸は電子部品用とその他に分かれており、韓国からの輸入に関しては電子部品用が95%を占めている。また税関管轄区域は、サムスン西安のある陝西省が69%、SKハイニックス無錫のある江蘇省が29%で、合計98%を占めている。明らかにサムスン西安工場、SKハイニックス無錫工場のための輸入である。また、台湾からの輸入に関しては、インテル大連のある遼寧省が49%を占めている。
      (続く)

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