ノビーが久々に面白いことを書いている。儒教でいう「国」とは王朝(政権)のことであって、王朝(政権)が変っても一貫して存在する「国家」stateという概念が欠如しているので、韓国では大統領が悲惨な末路を迎え、前政権の約束を平気で破るというのだ。
《これまでの経緯をみると、韓国政府にはそれなりの一貫性がある。前の政権の約束は守らないということだ。
つまり韓国の政権には、国家としての連続性がないのだ。儒教圏では「国」という言葉は明や清などの王朝(政権)を示し、それを超えるstateに相当する言葉がなかった。「国家」という言葉は、明治時代に日本でstateの訳語としてつくられ、20世紀に清に輸入された造語である。
異なる政権が対外的な連続性をもって条約を守る主権国家は、1648年のウェストファリア条約以降の西洋近代に特有の概念だ。多くの国家が並立して戦争するヨーロッパでは、政権が交替するたびに条約が破棄されたのでは戦争が終わらないので、政権を超える国家の概念ができた。それが国際法の基礎である。
これに対して中国では、易姓革命で政権が代わると前の王族は皆殺しになり、宮廷は破壊され、条約も破棄された。朝鮮半島でも、韓国の大統領はほとんど畳の上で死ぬことができない。民主的な政権交代が根づいていないので、新政権はつねに「革命」なのだ。》
ttp://agora-web.jp/archives/2040441.html
韓国は文化を全否定しなければ、まともな国家になれないというわけだな。
韓国には「国家」stateという概念がない
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