ソメイヨシノ韓国産

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    • 1名無し2019/03/01(Fri) 14:20:22ID:cyMDU1Nzk(1/1)NG報告

      ソメイヨシノの研究史
       小泉源一博士1)は大正元年(1912)ソメイヨシノをさがして大島の植物を調査したが,ソメイヨシノを発見できず,自生しないことを発表した.その際同博士はソメイヨシノがエゾヤマザクラとヒガソザクラとの雑種ではないかと述べている.つづいて同博士は大正2年「ソメイヨシノザクラの自生地」2)と題して“先頃児玉親輔君*の青森市のフォーリー(U. Faurie**)氏のさく葉室に研究に行かれた序に,予がためにフォーリー氏の所蔵するサクラ全部を借用携へ帰えりて示さる.その内にある済州島産の一種のサクラは同島の600mの高地に採りしものにして、その性状はよくソメイヨシノザクラ(Prunus yedoensis Matsumura)に一致す。元来このサクラは日本にもっとも普通に栽培せらるれども、未其自生地不明なりしが、今回計らずも分明するに到りしは児玉・フォーリー両君の賜なり.深く謹謝す”と述べた.

      1) 小泉源一、東京植物学雑誌 26:145(1912)
      2) 小泉源一、東京植物学雑誌 26:145(1913)
      * 児玉親輔.第1回目の旧制山口高等学校教授,シダ類の研究者.
      ** フオーリー;フラソス人,宣教師,植物採集家,台湾の山中で採集
         
       これより少し前,大正元年(1912)5月5日,ドイツのケーネ(E. Koehne)3)氏はPrunus yedoensis Matumura var. nudiflora Koehneが済州島に自生することを報告し,この変種が済州島に自生することは学術上重要で興味があると述べた.このケ一ネの用いた材料は明治41年(1908)4月14日済州島在住のフラソス人宣教師タケー(Taquet***)が同島の山中で採集したものである.この原品のひとつはフォーリーの標本のなかにあり.現在京都大学植物学教室に保存されている.このP. yedoensis var. nudifloraはエイシュウザクラ****と呼ぶものである.この2つの事柄があって以来済州島がソメイヨシノの原産地ではないかと思われるようになった.

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