以下、釜山新聞に掲載されたシン・ミンギュ氏(青少年記者=釜山鎮高校2年)のコラムより引用。夜明けは遠い。
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ヒョムハン(嫌韓)関連の事件・事故は続いていたが、最近になって特に多くなった感じだ。
(中略、寿司屋とかバスチケットの話)
嫌韓事件がなぜこのように頻繁に起きるのだろうか? 一番に日本人の誤った歴史認識が挙げられる。
その原因は歪曲された歴史教育にあるが、歪曲された歴史を学ぶ若い世代に対する教育が、今の嫌韓感情を拡散させているという分析が多い。『侵略』を『進出』に歪曲した事などが代表的である。
次に多く挙げられる理由が、李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島(トクド)訪問である。2012年8月、李元大統領の独島訪問で韓日関係が急激に悪くなったというのである。日本で人気が高かった韓流ドラマが影をひそめ、嫌韓デモは毎年急増した。日本の書店街では韓国に対する憎悪心を煽る出版物が人気を呼ぶなど、日本の反韓国、嫌韓ムードはますます拡散している。
日本の経済的状況が悪化して、心の余裕が消えた部分も挙げられる。日本は1991年以降、長期不況が続いて20年以上経済問題に苦しんだ。これを『失った20年』と呼んでいたりするが、このような長期不況が日本人の心を干からびさせたという分析である。
日本もこのような嫌韓感情をただ手放しで見守っているだけではない。『嫌韓デモ禁止法』、『ヘイト
スピーチ禁止法』などを制定しながら努力している。しかし、この法律の実効性に対しては疑問の声が
出ている状況である。
ウリ(我が)国民も嫌韓事件・事故が急に増えた事に対しては注意をしなければならない。政府も被害
予防のため、外交的にも政策的な対策を講じなければならない。
しかし我々まで嫌韓感情に流されて、『嫌日』感情を持たないようにする必要はある。日本の蛮行と
誤った政策、一部の嫌韓事件・事故を批判しなくてはならない日本国民全体を罵倒したり、差別する
事があってはいけない。
未来の韓国を背負って立つ、一般的な韓国の高校生は大体こんな感じ
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