住友商事や三菱重工が中心となって建設を手がけ、
1999年に開業したマニラ首都圏のMRT(高架鉄道)3号線。
この路線の保守業務は上記2社が2012年まで担当し、
16年からは韓国の合弁会社が手掛けていたのですが、
フィリピンのチャベス運輸次官の話によると、
「不適切な保守により膨大な件数の故障と脱線がくり返し起きていた」そうです
(2016年には停車を余儀なくされる重大な故障が586回も発生)。
現在フィリピン政府はMRT3号線の再生に動いているのですが、
国際協力機構(JICA)はその手助けとして、380億円の融資を決定。
今月7日に日比両国の関係者の間で、契約が結ばれる予定です。
保守業務に関しても、以前からフィリピン側が希望していたように、
住友商事と三菱重工が再び請け負う見込みだと現地紙は伝えています
(先月には早速、再生を迅速に進めるプロセスを検討するために、
日本の「整備事業者」がMRTの検査を行なったとの情報も)。
日本からの融資、そして再び日本企業が保守業務を担当することに、
頻発する故障に悩まされていた人々から喜びの声が殺到しています。
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2874.html
https://www.facebook.com/gmanews/posts/10156977201461977?__tn__=H-R
http://www.gmanetwork.com/news/money/companies/673083/phl-japan-to-sign-p18-b-loan-deal-for-mrt3-rehab-on-nov-7/story/?utm_source=GMANews&utm_medium=Facebook&utm_campaign=moneyこの路線がこのような無様な状態になったのは、開通後から2012年まで日本の企業が保守管理を請け負っていて、それが突然利権からフィリピンの企業に変更された。
この変更までは保守管理に問題はなく、正常に運行されていた。しかもフィリピンと企業との契約は1ヶ月毎更新と常識では考えられない内容であった。
このため、元々鉄道の保守管理にノウハウのないフィリピン企業によって同路線は荒廃の一路を辿ったが、そういう判断、選定をした運輸当局と運営会社の不手際が追及されても良いが政治案件ということで波風は起こらなかった。
しかし、あまりの酷さに腰を上げざるを得なくて。2016年に韓国の鉄道運営公社を中心にした企業連合に保守管理の委託をしたが、こちらも鉄道保守にはお粗末な連合で改善は全く見られず、特に韓国の鉄道公社は元々問題がありと烙印を押され、同連合はお払い箱に。
そこに2016年大統領選で当選したドゥテルテが登場し、ドゥテルテの大型インフラ推進政策に乗る形で、同線の再生が莫大な資金を注ぎ込むことが決まった。
http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&config=&command=body&no=357健康な時は医者の有り難さはわからないものさ。
将来は 全てフィリピンの企業で回したい、これはいいけど、
それには周到な準備が欠かせないわけで、
また突然 賄賂で変更、では同じことの繰り返しになる。中国と韓国は本当ににてる。
後進国の政府がインフラ整備を発表
↓
日本には正攻法では勝てない。嘘のプレゼンと賄賂で受注
↓
そもそもが嘘だらけなので、工事や完成後の運営等で問題続発
↓
橋が崩壊したり、工事が全く進まなかったり、傾いたビルが出来上がったり・・・
↓
結局、発注した後進国の政府に泣きつかれて、日本が助ける。
日本はどれだけお人よしなのかね。あえてフィリピンを擁護するならば、日本企業の保守点検料の異常な高さだ。
元々壊れにくい製品に対して初年度から毎年多額の保守点検料を請求する。
保険の意味合いが強く、実際にかかる費用は1/100~1/10ぐらいだ。
当然月日がたつほど壊れやすくなるわけだが、まだまだ使えるのに利益が減るため稼働限界だからと保守点検契約を打ち切る。
つまり新しいのを買えと言うわけ。
10年も保守点検料を払えば余裕で新品が買える ほどだ。
まぁ、人の命には代えられないだろうが安全神話に付属してくる高額な費用は各国の頭を悩ませている。
不当に儲けていると思われても仕方がない。これはシステムの問題であって日本人が勤勉で真面目だとか他国の人間がどうだではない。
つまり高額な料金を請求し保守点検を請け負う日本企業は毎日キチンと整備すればするほど製品は長持ちして大きな故障が起こらず儲かる。
勿論事故も無い。
逆に安い料金の企業は消耗部品を限界まで使い、人手をかけず整備点検したほうが儲かるわけだ。
いよいよ無理となったら契約を止めれば良いぐらいの気持ちだ。
それを差し引いても日本企業に任せないってことはよっぽど保守点検料が高いわけ。保守点検料のコストカットは難しいね
基本的に利用者に負担してもらうのが一番なわけだが
発展途上国の国民には辛い選択だしなこれは韓国が悪いとかそんな話ではなく、フィリピンのお財布事情だと思う
質が悪いのは料金が其れ相応に安いのだから当然
その安い料金で日本が保守点検まだするかというと、出来ない
結果的に高くついたというのはフィリピンの都合で日本も韓国もあまり関係ない話料金の話なら
日本は高いが
利便性を取るか不便を取るか
だが
韓国、中国は
命を金に変えるか
のレベルだろ
【韓国企業】「最初から日本に任せておけば…」 故障頻発のマニラの鉄道が日本の協力で再生へ
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