(朝鮮が明と協力して清を敵対したのを糾弾)省略
元の時代にはお前ら朝鮮が絶え間なく朝貢を捧げたのに
今に来てどうしてこのように高慢になったか
送った文を受けなかったのはお前の愚かと驕慢が極に達したことだ。
お前ら朝鮮は遼、金、元三つの国に毎年朝貢を捧げて代々に臣下を称した
昔からいつ他国を仕えなくて自ら楽さを得たことがあるか
(仁祖が首都から逃亡し山城に引きこもっているのを嘲弄)省略
皇帝を称するのが正しいかどうかは君が決めるんじゃない。
空が助けると卑しい者も天子になれるし、
空が災いを下げると天子でも卑しい者になるだろう
山奥貧窮な瓦の下に座っているお前なんかが敢えて天下の天子を占うのか
(使臣接待の無礼さと、明を父親に仕えて自分を敵対した罪を指摘)省略
今朕が大軍を導いて来てお前ら八道を掃討するだろうに
お前らが父親に仕える明がどうお前らを救うか見守るだろう。
子供に危険が迫ったのに
救わない父親があるだろうか
それともこれは自ら百姓を塗炭に陥れることだ。
衆生たちがどうしてお前に恨みを抱かないだろうか
お前が言うことがあるなら明らかに告げろ。阻まないだろう。
清皇帝ホンタイジの仁祖に送る手紙
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