保坂のSF条約で竹島が韓国領になったとするプロパガンダ動画
・日本語YouTubehttps://youtu.be/eWNWlqm5eag
・韓国語YouTubehttps://youtu.be/pb7WYV9VjBI
まず、SCAPIN677の歪曲(administrationとsovereigntyの混同)についてはhttps://kaikai.ch/board/47273/を参照のこと。
今回は、韓国人学者の保坂教授が解釈以前に適切な事実確認さえできてないことを指摘したいとおもう。
動画では『これに英国、オーストラリア、ニュージーランドなどが米国の草案に反対して1951年4月に独島を韓国領土として作成した英国草案を発表』としているが、実際の経緯は以下の通りである。
・1950年9月11日 アメリカが「講和7原則」を作成して関係各国に提示。
この原則では『(日本は)朝鮮の独立を承認する』としか書かれてなかった
・7原則に対してオーストラリアが『旧日本の領土処分の詳細な情報』をアメリカに要求
・アメリカは隠岐島や竹島は日本に保持されると回答
・1951年4月7日 イギリスが英国草案を作成
・1951年5月 アメリカとイギリスがお互いの草案を持ち寄り会議を開催
放棄領土のみを明記するアメリカ方式とし、後々問題とならないよう済州島、巨文島、鬱陵島を詳細に明記することに同意
・ニュージーランドが『英国草案のように緯度・軽度で境界を定義するほうが望ましい』とアメリカにコメント
・1951年6月14日 米英共同草案が完成。SF条約成文と同じ文書(済州島、巨文島、鬱陵島を含む朝鮮を放棄)となる。この草案を韓国政府に提示
・1951年8月10日 ラスク書簡
保坂の捏造・歪曲事項
・オーストラリアは米国草案の詳細を聞いただけである。竹島は日本に残すとの米国回答に対して抗議さえしていない。
・ニュージーランドは緯度経度で表記する方式を支持しているだけで竹島の帰属を支持していない
・米英協議及その後の成文となる経緯が重要なのに自説の都合の良い時点で思考がストップ
イギリスは米英協議で済州島を日本領にすると言い出す始末。竹島なんて小さな島の帰属をイギリスやオーストラリアが気にするわけがない。
SF条約で竹島は韓国領になった 保坂教授の歪曲
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