韓国の月探査1段階計画、2020年に延期

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    • 1名無し2017/08/10(Thu) 22:31:43ID:YzMTM5ODA(1/1)NG報告

      一時5年繰り上げた月探査計画目標時点が再び先送りされる。科学技術情報通信部は9日に国家宇宙委員会を開催し、「月探査1段階事業開発期間を2年さらに延長する」と発表した。2016年から2018年まで3年間に進めることにしていた開発期間を2020年まで増やすという意味だ。

      「1段階事業」は宇宙船(軌道船)を作り月の軌道に上げることが目標だ。韓国が地球軌道から抜け出し宇宙を探査しようとするのは今回が初めてだ。月軌道船は米航空宇宙局(NASA)の支援を受けて推進している。月まで行く飛行方法と技術の支援を受ける代わりにNASAが望む搭載体を軌道船に載せることにした。

      これを推進する過程で予算削減により今年末に予定された発射体ロケットエンジン試験発射延期などのさまざまな要因が重なった。科学技術情報通信部専門家点検委員会が「衛星開発にも5~8年かかるのに月探査1段階事業を3年で推進するのは現実的に難しい。開発期間を2年延長しよう」という意見を提示した背景だ。

      月探査計画が先送りされてはいるが韓国の宇宙開発全般の技術水準は高い方だ。1990年代初期に開始し先進国に比べ30~40年遅れているが急速に追いつき、特に衛星開発分野は世界6~7位圏に挙げられる。特に地球低軌道衛星分野は世界最高水準に到達した。低軌道衛星は99年に多目的実用衛星1号を打ち上げたのに続き、高解像度光学衛星の2号と解像度1メートル級未満の3号、赤外線センサーが追加された3A号、レーダー衛星である5号まで打ち上げて運用中だ。赤道上空高度3万5786キロメートルの静止軌道衛星技術も着実に向上した。

      これに対し発射体分野は不足しているのが実情だ。2013年に羅老(ナロ)号の打ち上げに成功したが、1段ロケットをロシアから導入し、中大型エンジンなど宇宙発射体に活用できる核心技術の完全な自立が課題として残された。これに伴い、1.5トン級衛星を地球低軌道に投入できる性能の韓国型発射体開発が独自に推進されている。

      http://japanese.joins.com/article/215/232215.html

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