>>1
『日韓漁業交渉が再決裂… 密漁やり放題の韓国が自ら棚に上げて「中国は乱獲やめろ」というのは論理矛盾ではないか?』産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/news/160710/prm1607100003-n3.html
不調の原因は韓国の密漁、違法操業
韓国側の主張はともかく、実際の交渉はどうだったのか。水産庁資源管理部によると、今委員会で日本側が韓国に求めたのは、大きく2点。漁獲量の過小報告など違法操業の根絶に向けた施策の徹底と、日韓暫定水域周辺の日本側EEZにおいて、韓国漁船が密漁漁具を放置する問題についての対応だ。
日本側は14年6月の交渉でも同様の要請を行った。だが、タチウオの漁獲量を1万トンに増やすよう要求する韓国側と折り合わず、交渉は破談。半年近く相互入漁できぬ状態が続いた。15年1月の交渉で韓国側が違法操業への対策を強化する一方、韓国のタチウオの漁獲量を50トン増やすことなどで合意し、16年6月末まで17カ月間の漁期を認めた経緯がある。
しかし、この合意にもかかわらず韓国による違法操業は頻発している。11年漁期に11件だった韓国漁船の違法操業による拿捕件数は、12年漁期(9件)▽13年漁期(15件)▽15年漁期(9件)と目立った改善が見られない。今年3月にも鹿児島県沖の日本側EEZ内で、アマダイなど4トン超を漁獲しながら、操業日誌には3.2トンしか記載せず、漁獲量をごまかした不実記載の疑いで、水産庁の漁業取締船が韓国はえ縄漁船を拿捕した。
また日本海では、韓国の密漁船が投棄したとみられるカゴや網などの漁具による漁場汚染の問題も深刻だ。取締船に見つかった密漁船が、網やロープを切断して逃げた際に放置された漁具は、日本の底引き漁船の網などの破損の原因となるほか、放置された漁具に捕まった魚が死んでしまう「ゴーストフィッシング」(幽霊漁業)の原因ともなっている。
「昨年の交渉で韓国側は『違法操業への対策を実行する』と約束したので、入漁再開を了承した。しかし、その後具体的な対策はほとんど履行されておらず、漁獲量をごまかす違法操業は続いている。こうした状況では水産資源を保護するための漁獲枠が全く意味をなさない」
韓日漁業交渉決裂で釜山の漁師ら悲鳴 両国関係悪化のあおり 07/25 11:17
136
ツイートLINEお気に入り
119
15