山口大学は1月23日、レアアースを含む新鉱物4種を発見したと発表した。発見場所は、層状マンガン鉱床である群馬県の茂倉沢鉱山だ。
今回見つかった4種の鉱物の名称は、「セリウムバナジン赤坂簾石(れんせき)」と「セリウム赤簾石」「ランタン赤坂簾石」「ランタンバナジン赤坂簾石」。このうち、セリウムバナジン赤坂簾石は2024年10月に国際鉱物学連合が新種として承認、残り3種の鉱物も25年5月に承認された。
4種類の新鉱物は、「バラ輝石」という鉱物を豊富に含む岩石中にある、石英の塊の中に存在していた。見た目はいずれも暗褐色の柱状結晶で、それぞれを区別するには化学分析と結晶構造解析が不可欠だ。またどの鉱物も「赤坂簾石」というグループに分類され、ランタンやセリウムなどのレアアースを多く含む。
この研究成果は、科学雑誌「Journal of Mineralogical and Petrological Sciences」に同日付で掲載された。水深6千mからレアアース泥採取に成功、南鳥島沖 本格試掘や採算性検討へ
海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)沖の水深約5700メートルの深海底からレアアースを含んだ泥の試掘に成功したことが1日、政府関係者への取材で分かりました。ちきゅうからパイプを延ばし、無人潜水船で水流を調整しながら、船から注入した海水の圧力で海底の泥を船上に押し上げて回収しました。海底油田や天然ガス田の掘削方式に独自の工夫を加えた世界初の試みです。2022年には水深約2400メートルの茨城県沖で泥の吸い上げに成功していましたが、今回は倍以上の水深で、非常に大きな水圧がかかる環境でも動作することを確認しました。
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🌊 2013年に発見、内閣府プロジェクトで機器開発進める
この海域では東京大の研究者らが13年、レアアースが高濃度に含まれている泥を発見しました。少なくとも1600万トンのレアアースがあるという試算があり、国別埋蔵量で世界3位に匹敵する量です。
内閣府の大型研究プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」では 約400億円かけて、泥を破砕する「採鉱装置」や回収用の特殊なパイプなどの機器開発 を進めてきました。都市鉱山の方が早くて多い感じ
火山は資源がいっぱいなのです
韓国に火山はありますか石炭灰から「レアアース元素」を回収、新日本繊維
日本国内の発電所などから排出された石炭灰を再利用
新日本繊維は2026年4月、自社開発した次世代繊維「BASHFIBER(バッシュファイバー)」を製造する工程で、レアアース元素(REEs)を取り出すことに成功したと発表した。今後は事業化に向けてパートナーの拡大や新たな資金調達を行っていく。
BASHFIBERは、石炭火力発電所や工業ボイラーなどで石炭を燃やした後に排出される「石炭灰」を主な原料としている。高強度で耐熱性や耐薬品性に優れていることから、グラスファイバーなどに代わる次世代繊維として注目されている。
石炭や石炭灰にREEsが含まれていることは、以前から知られていた。米国では既に、REEsを回収する試みが始まっていて、早期実用化に向けて米国エネルギー省(DOE)が資金提供を行うと発表している。
新日本繊維でも、新エネルギー・産業技術総合研究機構(NEDO)からの助成を受け、BASHFIBERの量産化検証を行い、石炭灰の溶融紡糸に関して実績を重ねてきた。こうした中、BASHFIBERを製造する工程でREEsを取り出すための基礎研究も行ってきた。そして今回、米国とは異なる手法を用いてREEsを分離、回収することに成功した。
BASHFIBERは、日本国内の発電所などから排出された石炭灰を原料として再利用するため、サプライチェーンの強化にも寄与するとみている。
レアアースを含む“日本産新鉱物4種”、山口大が発見 発見場所は群馬県
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