韓国国会議長 日本の歴史認識に懸念=「真摯な努力なければ全てが砂上の楼閣に」

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    • 1名無し2025/11/16(Sun) 18:07:55ID:Q5NjcyNTI(1/1)NG報告

      【ソウル聯合ニュース】韓国の禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は16日、自身のフェイスブックに韓日関係を巡る見解を投稿した。歴史と領土問題で最近、いくつか懸念されることがあるとして、「未来志向で安定的な韓日関係のためには三つの柱がしっかりと立っていなければならない。痛ましい歴史を直視すること、経済協力を深化させること、北東アジアと朝鮮半島の平和のパートナーとして協力すること」とつづった。

      禹氏は高市早苗首相が衆議院予算委員会で独島について、歴史的・国際法的に日本の領土と発言したことや、日本政府が独島の領有権などを主張する「領土・主権展示館」(東京都千代田区)の拡張スペースをオープンさせたことに言及。同展示館に関し、「未来世代の学生たちに誤った認識を植えつけるための試みにみえる」として、「強い遺憾の意を表し、直ちに閉鎖することを求める」と書き込んだ。

      朝鮮半島出身者が強制労働を強いられた「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)を巡り、韓国政府が21日に現地で労働者のための追悼式を独自に開催することについては、「日本は昨年、佐渡島の金山の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に(韓国側が)同意する条件として、強制労働の歴史を展示し、毎年両国共同の追悼式を開くことを約束したが、何も履行されていない」とし、「真の反省や責任のある態度を求めたい」と述べた。

      また、「加速化している『平和憲法』改正の動きは日本を『戦争可能な国』に変えるもので、一層憂慮される」とし、「過去の歴史に対する反省の上で成立した東アジアの平和秩序の根幹を揺るがす行為であり、韓国はもちろん、周辺国は決して容認できないと思う」と懸念を示した。

      そのうえで、「歴史が全ての協力を妨げる障害物になってはならないが、この問題に対する真摯な解決努力なしには、全ての協力が砂上の楼閣になることを忘れてはならない」と強調した。

      一方、禹氏はこの日、国会で開かれた超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟と日韓議員連盟による合同総会に出席し、「今は厳しい国際情勢の中で、民主主義と人権、平和という国際社会の普遍的価値と両国の共同利益を中心に据え、賢明な協力を行っていくべき時」と呼びかけた。

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