―リスペクトか盗用か、日本人が怒るそのワケ
Hearts2Heartsの公式Xアカウントが6月16日に投稿したのは、新曲『STYLE』のイメージティーザー画像。そこにはHearts2Heartsのメンバーが笑顔で写っていたのですが、その画像がどう見ても平成期に流行したプリントシール風だったのです。
この画像に対して、一部のネットユーザーから批判が寄せられました。
「日本の平成文化のプリントシールを韓国文化のように発信するのはやめてほしい」
「自国のものではなく日本のものであることも注釈をつけるべきでは?」
「日本が嫌いで日本を差別するくせに日本の文化はパクるのか」
といったコメントがありました。
一部では、ある国の文化を正しい理解や尊重を欠いたまま模倣や利用を行う「文化の盗用」という指摘も多く見られました。
また、Hearts2Heartsの公式Xアカウントが世界中に発信されているため、返信欄にはプリントシールが日本発祥のものであることについて英語で説明する人々も見られました。
ここまで多くの人が怒りや疑問の声を挙げている背景には、今回の件だけでなく、過去にも韓国が剣道やアニメ、お菓子、シャインマスカットなど日本発祥とされる文化や製品を「韓国発祥」と主張してきたことがあると言えるかもしれません。今回のHearts2Heartsの件では、「竹島問題」まで引き合いに出され、音楽以外にも議論が及んでいました。
実は、Hearts2Heartsが所属するSMエンターテインメントは、韓国の大手芸能事務所の中でもその姿勢や考え方に関してさまざまな意見がある事務所です。
過去には、看板アーティストである少女時代が韓国の領土認識をテーマにした曲『独島は我が領土』を歌った映像が広まり、ネット上で話題となったこともありました。またaespa(エスパ)においては唯一の日本人メンバーであるジゼルさんだけ歌唱パートや広告の出演分量が少なかったことから「日本人メンバー差別をしている」と批判されたりしてきました。
こうした背景があるため、今回の反応はK-POPをよく知るファンの中では「SMエンターテインメントがやりそうなこと」という見方も散見されます。
「日本嫌いのくせに文化はパクる」プリクラ宣伝で大炎上の“K-POPアイドル”
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