米国の関税と中国のダンピングに中小鉄鋼会社はふらふら…韓国製造業の「関節」折れる

13

    • 1名無し2025/06/13(Fri) 05:37:11ID:E0NDg1NjY(1/1)NG報告

      「韓国製が300ドルなら中国製は同じ品質なのに100ドルしかしません。相手にならないです。米国が中国製に関税200%をかけても関税50%の韓国製は到底競争にならないです」。

      10日に忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョナン)の鉄鋼鋳造業者ヨンシン特殊鋼で会ったパク・ソンス代表は中国製品と競争するのに疲れていた。この会社は砂で作った型に銑鉄を注いで固める方法でバルブ、ローラー、栓など各種機械装置を連結する部品を製造する。20年前に父親の会社に入社し5年前から代表を務める彼は「米国や日本など海外売り上げが60%、国内売り上げが40%だが内外でいずれも中国製品と競争関係にある。輸出と内需とも受注量が減ったが納品単価も下がったため今年の売り上げはすでに平年比30%以上減った」と話した。この会社の納品対象である中小製造業の景気が低迷しており国内売り上げに打撃が大きい。パク代表は「働き手を確保できず大変だった時もあったが、いまはそれを悩む必要すらない」と話した。

      韓国製造業の「関節」の役割をする中小鉄鋼企業が困難に陥っている。産業現場に必要な中小型部品を製造するこれら業者が中国、不況、関税台風で崖っぷちに追いやられている。中国が過剰生産した鉄鋼を安値で輸出して韓国の鉄鋼業界全般に寒波を呼び込んだのが始まりだった。その余波は時差を置いて中小企業に拡散している。

      ここに米国の鉄鋼・アルミニウム関税がくさびを打ち込んだ。トランプ米大統領は3月に輸入鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課したのに続き、4日からは関税率を50%に引き上げた。

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除