ガザに向かうグレタ・トゥーンベリの支援船から救難信号―

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    • 1名無し2025/06/05(Thu) 22:22:39ID:UzOTUzOTA(1/1)NG報告

      ガザで飢餓に苦しむ人々への人道支援物資を運ぶ国際的NGO「ガザ・フリーダム・フローティラ連合(FFC)」の船「マドリーン号」が6月4日(水)、救難信号を発信した。ドローンが「繰り返し」船上をホバリングしたという。

      マドリーン号は週末にシチリアを出発してから381海里を航行しており、世界的な注目を集めている。船には気候変動活動家グレタ・トゥーンベリが乗船しており、アメリカのリンジー・グラム上院議員(共和党)が「グレタと仲間たちが泳げることを祈る」と、沈没を匂わせた。

      「このミッションがどれほど危険でも、世界全体が沈黙することのほうがはるかに危険だ」と、トゥーンベリは出航前に語った。「どれだけ不利な状況であっても、私たちは行動し続けなければならない。行動をやめた瞬間、人間性を失うことになる」

      イスラエルは、3月にガザへの人道支援の完全封鎖を実施。その後、国際的な圧力を受けて5月からわずかな支援物資の受け入れを再開したが、封鎖前に1日あたり500台入っていた支援トラックのごく一部にとどまっている。

      過去1週間で、イスラエル軍はイスラエルおよびアメリカが支援する民間企業「ガザ人道基金」によって設置された食料配給拠点に接近したパレスチナ人を数十人殺害、数百人を負傷させた。

      国連の食料安全保障分類によれば、80日間にわたる完全封鎖により、ガザの全住民が飢饉の瀬戸際に追い込まれている。

      6月3日、国連の専門家はイスラエルに対し、マドリーン号への妨害を行わないよう求めた。

      「ガザの人々には支援が絶望的に必要であり、このミッションは象徴的かつ力強い支援の取り組みだ。イスラエルは国際社会が注視していることを自覚し、フリーダム・フローティラおよび乗船者に対する敵対行為を控えるべきだ」と専門家は述べた。

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