世界原子力協会(WNA)によると、現在世界で各国政府などが新規原発導入の意向を明らかにした規模は307基だ。計画を立てて、許認可などが進行中の109基を含めば400基を超える。ここにトランプ米大統領が最近原発容量を2050年まで現在の4倍水準の4億キロワットに拡大することにしており、今後計画された原発規模は最大700基に達する見通しだ。
原発導入計画はあふれるが、技術を持っている国は限定的だ。原発は1基当たり数兆ウォンの建設費用がかかる事実上の国家主導産業だ。大型原発の設計から施工・運営まで可能な原発輸出国に対象を狭めれば、韓国、米国、フランス、ロシア、中国、日本、カナダの7カ国にすぎない。これらの国が計画された原発700基を事実上分け合って建設する構造だ。
「原発ルネッサンス」に韓国の原発に対する基待も大きくなっている。
だが韓国の原発が世界市場で主導権を握るためには障害も多い。
まず韓国は安い工事費を受注競争力として掲げているが、マージン(純益)が大きくない低価格受注に対する懸念がそれだけ大きい。今回のチェコ原発受注の際に競争したフランスのEDFが契約手続きを問題にするのも韓国が政府補助金で価格競争力を後押ししているという認識があるからだ。
韓国電力と韓国水力原子力に二元化された原発輸出販路も不安要素だ。2000年に分社した韓国電力と韓国水力原子力はこれまで原発輸出機能を分け合っていたが、主導権をめぐり衝突が続いた。バラカ原発にともに参加した両社は追加費用支払い問題で不和を生じさせ、最近ロンドン国際仲裁裁判所(LCIA)での仲裁手続きに入った。
韓国政府の一貫した政策と積極的な支援が切実だ。原発建設は数十年にわたる長期プロジェクトだが、韓国は政権交代ごとに政策基調が脱原発(文在寅政権)と脱・脱原発(尹錫悦政権)に急変し市場に混乱を与えている。
中央大学エネルギーシステム工学部のチョン・ドンウク教授は「原発300基を作る米国市場に参入できる国は事実上韓国、フランス、日本程度。米国が韓国の造船業に関心を持つように次期政権で外交力を発揮し韓国原発の競争力を米国側にしっかり説明することが重要だ」と強調した。朝鮮は放射線が多いようだが、原発は大丈夫なのか?
「原発ルネッサンス」=国家債務を増やしながら公金投入ダンピング受注
韓国、もうお金ないんだから諦めなさいよエネルギー関連でセンシティブ指定受けてる国が、なぜアメリカの原発を受注できると思ってるの?
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名無し2025/05/30(Fri) 16:46:28(1/1)
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2011年、日本で東日本大震災が発生、原子力発電所の1つが事故を起こした
これによって、世界で原子力発電所不要論が高まった
とくに、ヨーロッパでは左派が大きく騒いだ
中でも積極的に動いたのはドイツで、2023年には全ての原子力発電所を停止した
だが、今、世界は再び原子力発電所の導入に積極的だという
あの時代の、廃止の動きは何だったのか?
当時、世界の多くの人が「左翼の馬鹿騒ぎ」に巻き込まれてしまったのだ
その点、韓国は冷静だった
少なくとも、ヨーロッパよりは慎重だった
当時の李明博政権の知性がうかがえる
文在寅政権だったら、ヨーロッパに迎合して大失敗していただろう
もちろん、元に戻った今の動きに対しても、冷静に対応しなければならない
やるなら、韓国に複数ある原子力発電の関連機関を一本化した方が良い
「やるなら急げ」
「一本化できないなら、やめとけ」
日本の航空宇宙産業が躍進したのも、2003年に3つあった関連機関を統合したからだった
不用意に走り出しては、推進力も速度も得られない
原発700基の市場開かれるのに…定まらない政策、韓国の原発産業はため息
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