陸自、韓国軍との初訓練で「意思疎通に不十分な点」　「共同訓練」の用語が一致せず

陸上自衛隊は22日、フィリピンでの多国間訓練で予定している韓国海兵隊と行う初の共同訓練に関し、韓国側が報道で「陸自との合同演習の計画はない」と主張していることを明らかにした。陸自は、「共同訓練」という用語が2国間訓練を想起させたことで「（日韓の）意思疎通に不十分な点があった」とする見解を示した。

日韓が参加するのは、5月26日から6月6日までの間、米比軍の海兵隊が共催する「カマンダグ」。水陸両用作戦能力を生かした災害救援活動の訓練などを行う。

陸自は、この中で日米韓比が共同訓練を行い、韓国陸軍種と行う訓練は初としていた。しかし、韓国の報道で韓国軍が「合同訓練」を否定。もともと日韓2カ国での共同訓練は予定していなかったことから、陸自は「同様の認識を持っている」とした。

日米比 + 韓
だから合同訓練ではない。

前のリムパックでも自衛隊は、韓国を避けたよ」。