李在明「南北信頼の回復」
金文洙「米韓同盟で核抑止力強化」
李俊錫「統一省廃止」
韓国大統領選挙(6月3日)に向けて、主要候補者らは共通して「安全保障強国」を掲げている。
◇李在明(共に民主党):「南北関係の信頼回復」「平和ムードの再構築」
「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)候補は、軍事的緊張の緩和と朝鮮半島の非核化、南北の対話再開を軸にした「平和政策路線」を前面に出している。ムン・ジェイン(文在寅)政権の路線を継承する形で、2018年の「9・19南北軍事合意」の復元と、対北朝鮮ビラ・放送の中断を再び推進する考えだ。
また、離散家族再会など南北交流の拡大も構想しており、同時に米韓同盟を基盤としたミサイル防衛力の高度化や、韓国型弾道ミサイルの性能向上にも言及している。
イ・ジェミョン氏はノ・ムヒョン(盧武鉉)―ムン・ジェイン政権が掲げた「戦時作戦統制権の返還」も再び推進する方針だ。以前の大統領選でも「自国防衛を米国に任せるのは理解できない」と発言しており、自主国防への意志を示している。
◇金文洙(国民の力):「北朝鮮核抑止力の強化」「米戦術核・原子力潜水艦の導入」
キム・ムンス(金文洙)候補は「堅固な米韓同盟」を軸に、対北朝鮮抑止力を強化する「力の均衡」重視の立場を取る。米国の戦略資産を事実上の常駐体制に近づけ、米韓の統合核演習の強化、米韓相互防衛条約に「核攻撃保護条項」を追加する方針を打ち出した。
北朝鮮の核・ミサイルに対抗する韓国型3軸体系(Kill Chain、KAMD、KMPR)のさらなる強化とともに、「スカイドーム」構想によるアイアンドーム型防衛網の拡張、レーザー迎撃兵器の開発にも言及した。
さらに、米韓原子力協定の改正を通じて、平和的利用の枠内でウラン濃縮・プルトニウム再処理技術を日本並みに確保し、将来的に必要に応じて核兵器設計技術の蓄積も検討するとした。
◇李俊錫(改革新党):「統一省廃止」「安全保障副首相を新設」
改革新党のイ・ジュンソク(李俊錫)候補は、政府効率化を掲げ、「統一省を廃止し、外務省と統合して『外交統一省』を新設する」構想を打ち出した。さらに、「3副首相制」の導入により、「安全保障副首相」ポストを新設する案も明らかにした。
/AFPBB News誰がなってもセンシティブでダーティー...認定は解除されましたか?永久殿堂入りですか?
全く言ってることがバラバラだなww
こりゃ分裂した方が早いww金文洙さんがんばれー
<金文洙候補の10大公約>
1.自由主導成長、企業するのによい国
法人税、相続税引き下げ、週52時間労働制改善
2.AI・エネルギー3大強国への飛躍
科学技術部首相の新設、AI人材20万人育成
3.青年が成長する国、未来が開かれる大韓民国
年金改革への青年参加、軍加算点の導入
4.GTXで連結する国、共に成長する大韓民国
GTXの全国5大広域圏拡大
5.中産層の資産増殖、機会の国
総合所得税を物価と連動、遺産取得税の導入
6.子育てしやすい国、安心できる生涯福祉
結婚3年、第1子3年、第2子3年の計9年住居費支援
7.小商工人、民生の回復する庶民経済
庶民・小商工人専門銀行の設立
8.災害に強い国、国民を守る大韓民国
環境部→気候環境部改編、気候災害統合調整権を付与
9.特権を断つ政府、信頼を築く国
司法妨害罪の新設、高位公職者犯罪捜査処の廃止、間諜法の改正
10.北朝鮮の核に勝つ力、安心できる国家安保
核潜在力の強化、戦術核再配備の合意👈過去に何度も失敗している北朝鮮融和政策か、莫大な予算が必要な軍拡政策か、どちらにせよ実現は不可能だろう。
韓国大統領選で初のTV討論会、最有力の李在明氏「バランス外交」主張
[ソウル 18日 ロイター] - 6月3日の韓国大統領選に向け、有力候補が初めてのテレビ討論会を18日夜に行った。
支持率で他候補を大きく引き離してリードする最大野党「共に民主党」の李在明前代表は、反対陣営から中国に友好的過ぎるとの批判を受けている。
しかし外交政策において現実主義が大事だとする李氏はこの日、米国および日本との安全保障面での協力は必要だとしつつも、米国との同盟一辺倒という姿勢を取るべきではなく、中国・ロシア関係のかじ取りは重要だと主張した。
また米国との貿易協議について、韓国として急いで合意する必要性はないとも述べた。
経済の低成長を克服するための不可欠な手段に挙げたのは、ハイテクと再生可能エネルギー産業の育成で、国民が「チャットGPT」のように無料で使える自国製の人工知能(AI)開発に力を注ぐ考えを示した。
そのためAI投資に100兆ウォン(715億ドル)を調達し、半導体の国内生産・販売には税額控除を導入すると約束した。
一方、保守系与党「国民の力」から出馬している金文洙前雇用労働相は、雇用創出と規制緩和を提唱。規制改革の専門政府機関を設置し、国家予算の5%余りを研究開発分野に投入すると表明した。
16日に発表された世論調査では、李氏の支持率が51%、金氏は29%だった。韓国大統領選きょう投開票、激しく分裂している国民を統合するきっかけとすべき
今日は第21代韓国大統領を選ぶ日だ。今回の大統領選挙は突然の非常戒厳令と大統領弾劾を受けて行われる。これまで6カ月間、国民は混乱を耐えるしかなかった。期日前投票率が34.7%と過去2番目に高かったことも、今回の大統領選挙に対する国民の高い関心を示すものと言えよう。
共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補は最後の遊説で「今回の大統領選挙は内乱克服に向けた選挙」「今急がれることは庶民の生活対策と経済の回復だ」と訴えた。国民の力の金文洙(キム・ムンス)候補は「虚偽と腐敗のない清潔な大韓民国を築きたい」「総統独裁の出現を阻止してほしい」と呼びかけた。改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)候補は「未来に向けた保守陣営のシードマネー(種銭、元手)として私に一票を投じてほしい」と支持を求めた。
今回の大統領選挙も国の将来や政策についての議論は深まることなく、暴言と誹謗(ひぼう)中傷ばかりが目に付いた。公約も共に民主党は期日前投票前日の28日、国民の力も3日前の26日に公表されたが、これは歴代の大統領選挙で最も遅かった。3回行われたテレビ討論は相手を公開非難する場となった。陣営による告訴や告発合戦も激しかった。投票日が近づくと状況はさらに混沌とした。李在明候補は「政治報復はしない」と何度も約束しているが「内乱に加担した人間が政府内に数多く潜んでいる」として特別検事の必要性を訴えた。金文洙候補は最後まで尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領に対する明確な態度は示さず、確実に距離を置くことはしなかった。>>9
今韓国の経済と安全保障はどちらも崖っぷちに立たされている。韓国銀行は今年の成長率見通しを1.5%から0.8%へと大きく下方修正した。今年1-3月期の成長率はマイナス0.2%で主要国では最低に近かった。内需の不振は相変わらずで、経済を支えてきた輸出も「トランプ関税」などの影響で萎縮している。国際情勢の激変も深刻な影響を及ぼしている。米国は中国による台湾侵攻に備え在韓米軍の役割見直しをすでに公言した。トランプ大統領が北朝鮮との交渉材料とするため在韓米軍削減を検討中との見方もたびたび浮上している。防衛費分担金引き上げと貿易交渉が関連付けられる可能性も高い。北朝鮮がロシアから軍事技術の提供を受けていることも軽く考えてはならない。
このように国の内外で深刻な危機が目前に迫っている今、国内で争う暇などない。今回の大統領選挙は12月3日の非常戒厳令から続く混沌状態を克服し、激しく分裂している国民を統合するきっかけとすべきだ。誰に投票するかに関係なく、この願いは皆同じはずだ。- 11
名無し2025/06/03(Tue) 15:20:35(1/1)
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<韓国大統領選>李在明氏「断固たる審判」・金文洙氏「怪物独裁の阻止を」・李俊錫氏「古ぼけた政治との決別」
韓国第21代大統領選挙投票日の3日、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補・国民の力の金文洙(キム・ムンス)候補・改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)候補がそれぞれフェイスブック(Facebook)を通じて最後の一票を訴えた。
李在明候補はこの日フェイスブックに「新しい歴史を一緒に書いていきましょう」と題する投稿を通じて「ただ投票だけが極悪非道な内乱を止めて新しい希望の時代を開くことができる」とし「偉大な国民が厳重かつ断固として審判することを信じている」と明らかにした。
金文洙候補はこの日フェイスブックに「怪物総統独裁を阻止し、自由民主主義と法治主義、市場経済、韓米同盟を守ることができる最後の機会」として支持を訴えた。続いて「真実がうそに勝るということを、民主主義が独裁を追い出すことができるということを、正義と法治が生きているということを投票で見せてほしい」とした。
李俊錫候補もフェイスブックを通じて「古ぼけた政治と決別する選択であり、新しい大韓民国に対する約束だ。今こそ応えてほしい」として自身に投票するよう訴えた。
韓国大統領選公約。李在明、金文洙、李俊錫
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