ウェスチングハウスとの紛争の余波か…韓国水力原子力、オランダ原発受注断念
中央日報/2025.03.19 17:33
韓国水力原子力がこれまで力を入れてきたオランダ新規原発事業受注計画を取りやめる。韓国水力原子力が欧州への原発輸出競争を行いながら中断宣言をするのは昨年末のスウェーデンと今年2月のスロベニアに続き3回目だ。最近終えた米ウェスチングハウスとの知的財産権紛争交渉のためという見方が出ている。
原発業界などによると、韓国水力原子力は最近オランダ新規原発建設に向けた2度目の技術妥当性調査に応じないことにした。オランダ政府は2022年末に原発建設ロードマップを発表し、今年から100万キロワット級以上の原発2基の建設入札手続きを進めている。
韓国水力原子力は昨年、1度目の技術妥当性調査に参加するなどオランダ原発受注に力を入れていた。昨年7月にチェコのドコバニ原発の優先交渉対象者に選ばれ、オランダからの原発受注見通しも明るくなったとの見方が出ていた。だが突然入札を断念し、オランダ原発受注戦はウェスチングハウスとフランス電力公社(EDF)の2者で進められる予定だ。韓国水力原子力は「目前に近づいたチェコ原発最終契約に集中するための戦略的選択。今後欧州市場では小型モジュール原子炉(SMR)に集中する計画もある」と説明した。
韓国水力原子力は先月、スロベニアのクルシュコ新規原発「JEK2プロジェクト」の事業妥当性調査にも参加を見合わせた。JEK2プロジェクトは現在稼動中のクルシュコ原発1号機近くに最大240万キロワット規模の大型原発1~2基を追加で建設する事業だ。事業費は最大20兆ウォン以上と推定されるが、この受注戦もやはりウェスチングハウスとEDFの対決となった。韓国水力原子力は昨年末にスウェーデンの電力会社バッテンフォールが発注した受注戦からも撤退した。
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