「あなたの写真、ジブリ風にします」…韓国で拡がるAI副業に著作権の壁

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    • 1名無し2025/04/07(Mon) 08:44:31ID:kzMzA5Njk(1/1)NG報告

      「あなたの写真をジブリ風に描きます」――米オープンAIの画像生成機能の登場を受け、韓国では特定のアニメ風にAIで画像を変換する“副業”が登場し、その法的適否をめぐって議論が白熱している。

      話題の中心は、オープンAIが3月27日に公開したChatGPT-4oの画像生成機能。この機能では、スタジオジブリやディズニーなどの著名アニメ風の画風で写真を変換することが可能となり、X(旧Twitter)でオープンAIのサム・アルトマンCEOが自身のプロフィール画像をジブリ風に変えたことで一気に注目が集まった。

      その影響もあって、世界のChatGPT有料利用者は急増し、2025年3月時点で5億人を突破。2022年11月のサービス開始から2年4カ月でこの数字に達し、2024年末時点の3億5000万人からわずか3カ月で30%以上増加した。画像変換機能がこの成長を後押ししたとみられる。

      韓国国内では、このAI画像生成機能を使って副業を始める人も出てきている。地域コミュニティアプリ「タングン」では「写真を送ってくれればジブリ風にして返す」といった投稿が相次ぎ、1枚あたり2000ウォンから1万ウォンで取引されている。

      しかしこの“副業”に対しては、著作権法違反の可能性を指摘する声もある。

      韓国の著作権法では、単なるアイデアではなく具体的な「表現」が保護対象とされる。問題は、アニメの「画風(スタイル)」が表現に該当するか、それともアイデアにすぎないかという点だ。これについては知的財産権の専門家の間でも意見が分かれている。

      ある弁護士は「ジブリ特有の色彩や線の描き方、人物比率、背景のタッチなどは創作性ある『表現の結合体』と見なされる」と指摘し、「『ジブリ風イラスト』と明示して金銭を受け取って提供する場合、表現様式の商用模倣となるため著作権侵害の可能性が高い」と明言した。また「元の著作物をもとに2次創作し、商業目的で提供する行為は、非商用のファンアートとは異なり、より厳しく判断されやすい」として、侵害認定の可能性が高まると説明した。

      news1/

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