【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は18日午後2時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の第9回弁論を開き、弾劾訴追を請求した国会側と尹大統領側の双方からこれまでの主張や書面証拠の要旨などを聞く。
また、証拠採用したものの証拠調査をしなかった調書について調査を行う。これが終われば追加証人尋問と最終意見陳述を残すのみとなる。
憲法裁は証人尋問を20日に行うと通知したが、尹大統領側は刑事裁判の日程と重なるとして期日変更を申請。これに対し、国会側は期日を変更すべきではないという意見書を提出した。
現在は第10回弁論までの期日が指定されており、これ以降さらに申請・採用される証人がいなければ双方が最終意見陳述を行って結審する。尹大統領本人が立場を明らかにする機会も与えられる。
その後、裁判官評議で弾劾の是非に対する意見をまとめ、主審裁判官の検討内容発表を経て結論を確定させる評決を行う。続いて、主審裁判官が多数意見を基に決定文の草案を作成する。主文や理由について多数意見と見解が異なる意見がある場合、これを反映して補完し、最終的に確定する。
過去に行われた盧武鉉(ノ・ムヒョン)・朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾審判では、結審から宣告まで約2週間を要した。
最終弁論と裁判官による評議、評決がスムーズに進むことを前提とし、前例を踏まえると宣告は3月初旬から中旬に行われる可能性がある。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250218000200882?section=politics/index
尹大統領弾劾審判 きょう双方が意見表明=弁論は最終段階へ
24
ツイートLINEお気に入り
22
2