汎用メモリー半導体市場で中国発の低価格攻勢が尋常でない中、先端製品の開発にも中国が拍車をかけ、国内企業を脅かしている。
中国最大のメモリー半導体メーカーであるチャンシンメモリーテクノロジー(CXMT)が代表的だ。 CXMTは最近、サムスン電子とSKハイニックスが注力する先端Dラム「DDR5」の量産に成功したことが分かった。 物量の押し出しに続き、中国の早い技術追撃に国内企業は緊張している雰囲気だ。
19日、半導体業界によると、17日、中国貯蔵装置メーカーのキングバンクとグローウェイは電子商取引プラットフォームを通じて32GB(ギガバイト)容量のDDR5 Dラムを販売し始めた。 16G容量2個が1セットの同製品の予約購入価格は499人民元(約9万8000ウォン)だ。
半導体業界関係者は「性能側面の比較は難しいだろうが、中国産先端Dラムの登場自体だけを見れば、米国の制裁の中で中国が何らかの突破口を用意したものと見られる」と話した。
現在、グローバルメモリー半導体市場は、1位の三星(サムスン)電子、2位のSKハイニックス、3位のマイクロンで3強構図を成している。
このうち、サムスン電子とSKハイニックスのシェアが70%ほどで圧倒的だ。 しかし、中国が汎用Dラムで低価格攻勢を展開し、国内企業の収益性悪化を引き起こしている。
市場調査会社Dラムエクスページによると、パソコン用Dラム汎用製品(DDR48Gb1Gx8)の平均固定取引価格は7月2.1ドルから11月1.35ドルへと4カ月間で35.7%下落した。 特に先月の価格は前月より20.59%急落し、今年に入って下げ幅が最も大きかった。
中国企業のDラム低価格販売攻勢で供給過剰が激しくなり、価格の下げ幅を拡大したと業界では見ている。 実際、CXMTと福建進化(JHICC)はDDR4 8Gb Dラムを市中価格の半分水準である0.75~1ドルで売って物量を吐き出している。
https://www.mk.co.kr/jp/business/11198452
中国の半導体メーカーDDR5の量産に成功。低価格攻勢でシェア争い激化
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