IMF、韓国の国の借金増加に強く警告…「年金改革できなければ50年後にGDPの2倍」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/311602
IMFは昨年の年次協議報告書を通じ韓国の潜在成長率を2025年から2027年まで2.3~2.4%水準と予想したが1年ぶりに引き下げた。これさえも経済協力開発機構(OECD)と比較すると肯定的な水準だ。OECDは韓国の潜在成長率が来年に1.7%まで下がるだろうと推定した。
◇IMF、ピークコリア警告「成長率、5年間2%序盤に」
財政見通しも暗い。特に国民年金の枯渇による大規模財政負担がくる恐れがあるという警告灯が灯った。IMFは今後年金改革がない限り2075年には政府負債規模がGDPの2倍に達するだろうと予想した。政府が国民年金の赤字を埋めると仮定した時の結果だ。国民年金財政推計の結果、国民年金は2041年に赤字に転換し、2055年には基金が枯渇する。
IMFは公務員年金など他の職域年金と国民年金を統合する方策を提示した。年金制度を別に運営して公平性問題を招き、行政的にも非効率的という指摘をしながらだ。また、GDP比の政府負債が急速に増加するだけに、年金寄与率を高め退職年齢を延長する方法などを考慮できるとした。
成長率はすでに停滞段階に入り、財政健全性も中長期的には保障されないという懸念が出てきて「ピークコリア」の見通しが現実化する様相だ。通貨危機が近づいた1990年代には韓国の年平均成長率は7.32%に達した。その後2000年代に入り4%台、2010年代には3%台に落ちた。2019年以降はコロナ禍でマイナス成長となった前年のベース効果で2021年に4.3%の成長率を記録したのを除けば成長率が3%を超えたことはない。今年だけでなく今後の見通しをみても3%は期待しにくい数字になった。日本の経済情報サイト「マネーワン」は最近「『韓国は終わった』」という挑発的な見出しの記事でピークコリアを取り上げている。
(以下記事にて)
IMF、韓国借金増加に強く警告「年金改革しないと政府負債がGDPの2倍に!」
100
ツイートLINEお気に入り
81
8