王桜(※ソメイヨシノ)の起源と自生可否を確認するための研究、今年から3年間推進
(※「Prunus x yedoensis」はソメイヨシノの学名)
山林庁国立樹木院(院長、チェ・ヨンテ)は、2018年に済州王桜(Prunus x nudiflora)が我が国固有の特産植物であることが明らかになったことに続いて、広く植栽されている王桜(Prunus x yedoensis)の起源と自生可否などを確認するための研究を、今年から3年間推進すると発表した。
* 後続研究課題名:王桜(Prunus x yedoensis)の分類学的検討のための現地調査および人文・歴史学的研究
国立樹木院は2014年から韓半島特産植物の種分化と起源に関する共同研究を行ってきた。済州山漢拏山に自生する済州王桜(Prunus x nudiflora)に対する全体遺伝体を完全解読し、2018年国際学術誌「Genome Biology」に掲載して済州王桜が韓国特産植物であることが認定された。
韓国山林科学会、韓国植物分類学会など学界からは、街路樹などとして広く植わる王桜の我が国起源の可否を明らかにする研究が必要だという立場だ。
山林庁と国立樹木院は2022年から学術セミナー、専門家懇談会などを経て、王桜の起源と我が国の特産植物であることを明らかにする研究を推進している。
今回の研究は、王桜の専門家と山林・植物分類・遺伝体研究者が参与する研究諮問団を構成し、研究の客観性と成果を高める計画だ。
* 「研究諮問団」は王桜の研究方向、研究計画および研究事業の中間評価、最終研究結果審議などに参与する予定だ
山林新聞(韓国語)
http://www.sanlim.kr/news/view.php?no=60282
【起源主張ができなくなったから】「日本の桜を抜いて、済州の王桜を植えよう」キャンペーン始まる
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/26/2022012680204.html
ソメイヨシノの起源主張に失敗した韓国、今度は王桜の起源を3年かけて研究すると発表
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