北朝鮮は10日、9月下旬から10月にかけて実施した一連のミサイル発射実験について、韓国への核攻撃のシミュレーションだったと明らかにした。北朝鮮は、2017年以来5年ぶり7回目の核実験に向けた準備を進めている可能性があるとみられている。
北朝鮮政府はこの数週間で、計7発のミサイルを発射した。朝鮮半島近海でアメリカと韓国が合同軍事演習を実施したことへの対応だとしている。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は10日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が発射実験を監督し、「指導」している写真を掲載した記事を公開。
「国の戦争抑止力と核反撃能力を検証、判定し、敵に厳重な警告を送るための朝鮮人民軍戦術核運用部隊の軍事訓練が、9月25日から10月9日まで行われた」と伝えた。
「戦術核弾頭の搭載を模擬した弾道ミサイル」の発射実験だったという。
また、韓国の軍事基地や港湾、空港を標的とするシミュレーションは成功したと主張した。
韓国大統領が非難
韓国の尹錫烈(ユン・ソンニョル)大統領は、北朝鮮が核兵器を使用しても得られるものは何もないと述べた。
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北朝鮮、一連のミサイル発射は韓国に対する「核攻撃」訓練
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