理由は、近年のインターネット上で「天安門事件」という単語が、中国からの無断転載をブロックするための“魔法の呪文”として認知されている事と関係があった。
ネットに広まった「中国人よけのおまじない」
近年の中国で、強力なインターネット検閲体制が敷かれていることはよく知られている。中国国内では、海外サイトへのアクセスが大幅に制限されているほか、政治的に敏感な意味を持つ様々な言葉がネット上で禁句となっており、自由に検索したり、SNSでつぶやいたりできない仕組みが作られている。
そこで以下、もっと中国側の言論検閲システム(大雑把にこう呼んでおく)からフィルタリングされやすく、「天安門事件」よりも効き目が強い“魔法の呪文”の使い方について、中国ライターとしての立場から考察してみることにしよう。下記に挙げる点を踏まえて、タブーワードをサイト上に記載したり同人誌やイラストの内部に入れたりすると、より高い効果を見込めるはずだ。
ひとつの単語を連呼するよりも、政治的に敏感な単語を複数詰め込むほうが、中国側の言論検閲システム(人力にせよ自動システムにせよ)からの警戒度は上がると思われる。
そうした単語を大量に取得したい場合は、中国のネット上のタブーワードを大量に収集・公開している『China Degital Space』(CDS、中国数字空間)内のカテゴリー「敏感詞庫」から拾ってくるのがおすすめだ。
https://president.jp/articles/-/61325
韓国人避けの呪文もあるのかな?
魔法の呪文は「天安門事件」だけではない…中国からの無断転載を防ぐ「闇のライフハック」
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