河野太郎・デジタル相が、行政手続などでフロッピーディスクの提出を求める条項を全て撤廃する意向を示したことに、海外メディアが驚きの声をあげている。なかでもBBCは「日本が古い習慣のためにニュースのヘッドラインを飾ったのはこれが初めてではない」などと手厳しい内容だ。
驚きをもって報じたのは海外メディアだ。イギリスのBBCは「日本とフロッピー:デジタル相が古臭い技術に宣戦布告」というタイトルで記事を掲載。今回の動きを報じたうえで、「革新的なハイテク機器に定評があるにも関わらず、日本はオフィス文化において旧式のテクノロジーにこだわることで有名だ」と評した。
さらにUAE(アラブ首長国連邦)の「ザ・ナショナル」はソニーが開発した携帯型音楽プレーヤー「ウォークマン」などを挙げ「日本は世界的な技術の進歩に貢献してきたことで知られる」と指摘したうえで、「時代遅れのオフィス文化はその流れに加わっておらず、情報はまだディスクに保存されているのだ」と紹介した。
その一方で、「ハッカーが侵入できない性質から、大規模な組織や政府機関でフロッピーが使われた例はあるが、徐々にフェードアウトしている」として、2019年までアメリカの核兵器運用システムでフロッピーが使用されていた実例などを挙げた。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6312c5fce4b0682ad3d12307
「日本は旧式のテクノロジーにこだわることで有名」。“フロッピー提出”に海外メディアが厳しい指摘
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