韓国製戦車1000両導入の大型契約
7月27日にソウル聯合ニュースが報じたところによれば、ポーランド政府が韓国から戦闘機や戦車、自走砲など大量の兵器を購入する契約を結んだという。
K2戦車については、1000両を導入する大型契約が成立している。
K2戦車は、日本のネットユーザーの間で“ポンコツ”というのが定説。「パワーパックに欠陥が多発している」「「坂道を登れない」などと嘲笑するようなコメントがネット上では目立つ。
それでもポーランド政府はK2の導入を決定した。また、ノルウェーやオマーン、エジプトなども導入に乗り気だという。なんだか、日本の噂(うわさ)と世界の兵器市場の評価は乖離しているような気がするのだが。
「早い、安い」は、商売において強いセールスポイントになる。特に戦車のように数をそろえなくてはならない兵器については、かなり重用な条件にもなってくる。
信頼性を補う魅力ある韓国の提案
また、ポーランド軍には旧ソ連製の古い戦車が多く、そろそろ次期主力戦車を導入せねばならない時期でもある。
発注数の80%以上を国内生産と技術供与を条件に、合計1000両の大型商談をまとめたのである。
信頼性の点では欧米製兵器には劣るが、韓国の提案はそれを補って余りある魅力だった。主力戦車を国内生産できれば部品供給も容易となり、軍事技術も発展する。
K2戦車については、パワーパック(エンジンと変速機を結合させた動力装置)に問題があることが指摘されていた。
この問題は、国産化を断念してドイツの技術供与を受けることで解決したのだが。このため、主なパーツをドイツから輸入しなければならず、輸出に際してはドイツの許諾を受ける必要がでてきた。
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/11955/
ポンコツ定説の韓国K2戦車だがポーランドが韓国製兵器を“爆買い”
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