一時、世界平和のメッセージはジョン・レノンやU2のような西欧のアーティストが出すものと見なされた。今は違う。先月31日、米国ホワイトハウスでBTSとジョー・バイデン大統領がアジア系を対象とした嫌悪犯罪・差別・多様性などについて話を交わした場面は完全に変化した世界を見せている。
英米圏で非主流だったK-POPの地位の高まりはもちろんのこと、少数者性・多様性の象徴であるK-POPを武器にしたK-POPファンダムの社会的波及力も大きくなった。
バイデン大統領はBTSに「皆さんの言動は大きな変化をもたらす。嫌悪は根絶されるべきだと語ることは重要だ。自分のことを過小評価しないでほしい。皆さんの優れた才能だけでなく、伝えるメッセージも重要だ」と述べた。バイデン政府のBTS招待は今年11月の米国中間選挙を控えて現地の青年層と移民者層を意識したものだという分析もある。
◆人種差別反対のアイコン、BTS
BTSはすでに何度も人種差別に反対の声をあげてきた。2年前「BLMキャンペーン本部に100万ドルを寄付し、昨年3月アジア系女性6人が亡くなったジョージア州アトランタの銃撃事件以降、「ストップ・アジアン・ヘイト」キャンペーンにも参加した。
◆コリアブーと文化多様性の間
BTSのメンバー、JIMINのようになりたくて整形手術を18回受けた英国インフルエンサー、オリ・ロンドンさんが代表的だ。ロンドンさんは自分を韓国人だと思うと公開してから繰り返し殺害の脅迫に苦しめられている。
いま韓流は「現代史において世界で最も大きくて速い文化パラダイムの変化」(ユニ・ホン氏)を越えて、英語圏の多様性を象徴する文化的アイコンとして作動する段階に進化した。
西欧主流社会の根本的変化を牽引する動力としてK-POP・韓流が用いられるというのが今の韓流の真の世界史的意味だ。K-POPファンダムの政治勢力化も目まぐるしい勢いで進行中だ。米国では2020年6月、K-POPファンが集団で座席前売券を取り消す方式でトランプ氏の選挙遊説を無力化させたことを基点に、K-POPファンダムに対する政治的評価が目に見えて変わった。
https://japanese.joins.com/JArticle/291976?servcode=100§code=120
11が書いたのかなw
【コラム】BTSと韓流、また進化する(1)
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