武藤正敏元大使が解説する、韓国大統領による歴史改竄

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    • 1名無し2021/12/01(Wed) 05:52:06ID:QzMTk3NzI(1/3)NG報告

       韓国の大統領は、帝王のような絶対的権力を握った大統領だとよく言われる。文在寅大統領が進めた積弊の清算、歴史の見直しはまさに帝王が行った歴史の改ざんと同じようなものである。
       文在寅政権が国内政治で行った最大の歴史の改ざんは、朴正煕元大統領が進めた経済成長路線「漢江の奇跡」の否定である。
       第二の歴史の見直しは5・18光州事件に関するものである。
       全斗煥氏の時代には、北朝鮮では金日成主席が存命であり、国力面でも北朝鮮が韓国をしのいでいた面が多かった。全斗煥氏が、朴正煕氏暗殺の社会的混乱を抑えていなければ再び北朝鮮の侵略におびえなければいけない状況となっていた可能性がある。
       韓国で歴史の改ざんが行われる背景として、次の二つの要因が考えられる。
       第一は、「積弊の清算」が象徴するように、保革が入れ替わった後、自己の政権の行動を正当化しようという動機が働くことだ。
       第二は、韓国の歴史研究は、史実を積み上げて何が正しいかを導き出すのではなく、まず結論があり、その結論に合わせて史実を積み上げていく傾向があることである。したがって自分にとって都合のいい結論を前提とすることに躊躇しない。
       李在明氏の最大の歴史の改ざんは大韓民国の成立過程という基本に関することであり、文大統領より深刻である。
       李在明氏は、現在の大韓民国は「親日勢力が米占領軍と合作して作ったもの」「親日残滓が完全に清算されていない」。さらに、「日本の敗戦後、38度線以南を軍政下に置いた米軍は『占領軍』である」と述べた。
       他方、ソ連や、朝鮮戦争に介入した中国を、李在明氏は非難していない。
       李在明氏は、日韓国交正常化についても史実に基づく解釈をしない。中央日報紙が7月23日掲載したインタビューでは「(日本が強硬なのは)日本軍国主義勢力の侵略意思のためだ。日本が独島をなぜ繰り返し問題にするのか。いつか大陸に進出する時、トリップワイヤーにするためではないだろうか」と述べている。
       李在明氏の歴史改ざんは国内政治、日韓関係の成り立ちに関わる基本的な面で生じており、これは今後、国内政治、日韓関係に多大な否定的影響を与えかねない。
       韓国は日本に対し「歴史を直視しろ」という。しかし、むしろこの言葉をそのまま韓国大統領に返したい。
      ttps://diamond.jp/articles/-/288981

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