現代自動車が早ければ来年にも日本市場再進出を検討中だ。電気自動車と水素自動車を基盤に日本市場で電動化転換がやや遅れていると評される日本車メーカーとの直接競争に参入するということだ。販売不振に耐えきれずに日本市場から撤退してから13年後の再挑戦となる。
現代自動車の張在勲(チャン・ジェフン)社長はこのほど、日本経済新聞系列のメディア「日経ビジネス」とのインタビューで、「電動化の波は自動車産業に訪れた100年ぶりのチャンス」「先進市場でありながらも最も厳しい市場である日本に進出することを慎重に最終検討しているところだ」と明らかにした。日本の消費者のニーズを満たすため、進出準備を慎重に進めているということだ。
現代自動車は去る2001年に日本に進出したが、販売不振で乗用車市場からは2009年に撤退した。現代自動車が日本に進出していた間に販売した自動車台数は1万5000台余りに過ぎない。販売市場からは撤退したが、今も日本の道路に約700台の現代自動車製の車が走っており、整備などのメンテナンスは継続している。
張在勲社長は、現代自動車が日本に進出すれば、電気自動車と水素自動車を中心に競争力を発揮するだろうと自信を見せた。現代自動車はスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)水素自動車「NEXO(ネクソ)」とクロスオーバーSUV電気自動車「IONIQ(アイオニック)5」を出すなど、以前より多彩なラインナップをそろえており、日本の消費者に差別化された価値を提供できるということだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/08/2021110880007.html
日本撤退から13年、現代自動車が来年の再進出を検討
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