先端技術は世界を変える−極超音速ミサイルを例に−

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    • 1名無し2021/10/11(Mon) 20:28:03ID:E2NTQxMjI(1/1)NG報告

      現在各国が開発中の極超音速ミサイルの特徴は次の3点に集約できる。「高速かつ低軌道を飛翔するため、継続探知が難しく、迎撃が困難である」、「軌道を途中で変化させるため、弾着点を推定することが困難である」そして「弾頭が通常弾頭か核弾頭かを判断することが困難である」である。この特徴は、核抑止戦略に大きな影響を与える。相手が極超音速ミサイルを発射したことを探知した場合、あまりに高速であるがゆえに、相手の意図や発射されたミサイルを分析する時間が限られ、最悪の事態、核弾頭ミサイルを撃たれたと判断せざるを得ない危険性が増す。これは、「Launch on Warning(LOW)」と呼称される戦略概念であり、相手の発射を確認したならば、弾着を待たずに反撃(核攻撃)を行う。米議会が、CPSGに懸念を示したのは正にこの点にあった。

      しかしながら、すでに中ロ両国でHGV及びHCMの実用化が目前となってきた現在、極超音速ミサイルに関し、何らかの国際的合意が必要である。HGV及びHCMに核弾頭は装備しない、あるいは装備する場合は通報するといった国際的合意がないと、誤解に基づく核戦争の懸念は低減されない。今年1月に5年間の延長に合意した「米ロ新戦略兵器制限条約」は、核弾頭数及びその運搬手段としての大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイル及び戦略爆撃等の数を定めている。この条約にHGV及びHCMが含まれるかどうかは明らかではない。更に、この条約はあくまでも米ロ二国間のものであり、中国は含まれていない。アメリカは中国にも参加を呼びかけているが、中国は米ロとの弾頭数の差(米国:6,185発、ロシア:6,500発、中国:290発/ストックホルム平和国際研究所2020年1月発表)を理由に参加に消極的である。現在の条約で規定されている1,500発という弾頭数を更に削減し、極超音速ミサイル技術の流出を防ぐという事を梃に、中国にも参加を慫慂していくべきであろう。

      https://web.fisco.jp/platform/selected-news/00093300/0009330020211011003

    • 2名無し2021/10/12(Tue) 14:06:54ID:AyMjU2MA=(1/1)NG報告

      >>1
      だから、どうなのよ。

    • 3名無し2021/10/13(Wed) 21:29:47ID:Y1MjUyMzQ(1/2)NG報告

      極超音速ミサイル、米国防総省が企業に開発費用の低減を呼びかけ

      [ワシントン 12日 ロイター] - 米国防総省のハイディ・シュー次官(研究・開発・技術担当)は12日、極超音速ミサイルの開発総費用を防衛請負企業が1基何千万ドルもの水準から下げることを望むと表明した。ワシントンで開かれた合衆国陸軍協会の大会で記者団に語った。

      シュー氏は「もっと手頃な値段の極超音速兵器にしていく方法をわれわれは編み出す必要がある」と述べ、費用面の問題に集中できるよう「業界を支援したい」とも語った。諸状況がうまく進めば、国防総省が少なくない数を購入し始めることで「価格のカーブは下がっていく」との期待も示した。

      国防総省は極超音速ミサイルの調査研究に2022年度で38億ドルと、前年度の32億ドルより増額した予算を求めている。

      同省の極超音速ミサイル開発計画は現在、米ロッキード・マーティンとレイセオン・テクノロジーズが担当。米国が使用している巡航ミサイルは1基500万ドル未満。現在の性能も敵地を深く攻撃することができるが、極超音速ミサイルよりは飛行距離が短く、スピードも大幅に劣るので探知迎撃されやすいとされる。

    • 4名無し2021/10/13(Wed) 21:31:43ID:Y1MjUyMzQ(2/2)NG報告

      極超音速ミサイル、米国防総省が企業に開発費用の低減を呼びかけ

      [ワシントン 12日 ロイター] - 米国防総省のハイディ・シュー次官(研究・開発・技術担当)は12日、極超音速ミサイルの開発総費用を防衛請負企業が1基何千万ドルもの水準から下げることを望むと表明した。ワシントンで開かれた合衆国陸軍協会の大会で記者団に語った。

      シュー氏は「もっと手頃な値段の極超音速兵器にしていく方法をわれわれは編み出す必要がある」と述べ、費用面の問題に集中できるよう「業界を支援したい」とも語った。諸状況がうまく進めば、国防総省が少なくない数を購入し始めることで「価格のカーブは下がっていく」との期待も示した。

      国防総省は極超音速ミサイルの調査研究に2022年度で38億ドルと、前年度の32億ドルより増額した予算を求めている。

      同省の極超音速ミサイル開発計画は現在、米ロッキード・マーティンとレイセオン・テクノロジーズが担当。米国が使用している巡航ミサイルは1基500万ドル未満。現在の性能も敵地を深く攻撃することができるが、極超音速ミサイルよりは飛行距離が短く、スピードも大幅に劣るので探知迎撃されやすいとされる。

    • 5名無し2021/10/13(Wed) 21:32:48ID:Q5MzIwMTA(1/1)NG報告

      大気圏突入レベルの速さなの?
      めちゃ怖いね

    • 6名無し2022/03/14(Mon) 03:44:33ID:I3NjEzNjY(1/1)NG報告

      防衛省、アメリカの実験場で国産地対空ミサイルの試験

      防衛省は、アメリカ・ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル・レンジ(WSMR)で、2015年夏、巡航ミサイルを模したターゲットへの10回の発射実験に成功しました。アメリカ陸軍が11月5日に公式サイトでニュースとして紹介しています。

      実験に成功したのは陸上自衛隊が持つ03式中距離地対空誘導弾の改良型、通称「中SAM改」です。中SAMは指令センターとレーダー、発射機を組み合わせてで1つのシステムとなり、中SAM改はコストを抑えつつ、巡航ミサイルた地上攻撃ミサイルなど進歩した脅威に対応できるようセンサーやネットワーク機能が強化されています。

      ターゲットとして使用されたものの一つにアメリカ海軍のGQM-163コヨーテがあります。GQM-163は超音速巡航ミサイルや地上攻撃ミサイルをシミュレートするもので、通常はカリフォルニア州のポイントマグーで使用され、WSMRで使用されるのは初めてでした。

      防衛省は2014年から、広大な空域を持ち計測システムの整ったWSMRで、中SAM改の評価試験を行っています。標的を100%とらえる試験に、WSMRのアメリカ兵たちも驚いているそうです。予定では2016年にもWSMRで陸上自衛隊による運用試験が実施されます。

      https://www.army.mil/article/158283/japanese_test_engages_supersonic_target_on_wsmr

    • 7名無し2022/03/14(Mon) 05:17:29ID:IzNjMwODg(1/1)NG報告

      >>1
      >現在の条約で規定されている1,500発という弾頭数を更に削減し、極超音速ミサイル技術の流出を防ぐという事を梃に、中国にも参加を慫慂していくべきであろう。

      中国やロシアが条約を守るとは思えないんだが…
      仮に守るとすればアメリカだけ。
      要するに「アメリカの核戦力を一方的に弱体化させたい。」って話?

    • 8名無し2023/04/01(Sat) 13:04:03ID:gyOTMzNA=(1/1)NG報告

      軍事技術とは

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