200ミリリットルで8万8000ウォン(役8116円)。焼酎1本より少ない量の韓国初のシングルモルトウイスキー「KI・ONE」の価格だ。通常のウイスキー容量700ミリリットルで換算すれば30万8000ウォン。はたして1年余り熟成した韓国産シングルモルトウイスキーに18年以上の高熟成スコッチウイスキーという機会費用を払う価値はあるだろうか。
味と香りだけで判断するならば、スリーソサエティーズ蒸留所の「KI・ONE」を買うのはばかみたいなことだ。グラスに注いで香りを嗅いでみるとウイスキースピリッツの香りだけがあふれていた。
ひどい出来だが韓国産シングルモルトウイスキーを買う理由は何か。何より韓国産ウイスキーに対する応援だ。この数年、日本でウイスキー蒸留所が雨後のたけのこのように誕生した。これらも3年未満で熟成したウイスキーを発売した。熟成期間が短いからと価格も安いのではなかった。だがウイスキーファンは応援する気持ちで酒を買った。検証された外国のウイスキーも良いが、新しい自国のウイスキーとともにするという意志だ。ウイスキー蒸留所とともに歴史を書いていく楽しみもある。
https://japanese.joins.com/JArticle/283155
韓国初のシングルモルトウイスキーの味、あの伝統酒を超えられたか?
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