アメリカの国務省は「大使館員全員の安全な退避が完了した」と発表しました。
軍用機で国外へ脱出していて、現地に残る大使館員らもアメリカ軍の警備のもとで、カブール国際空港に移動済みだということです。
アメリカ政府は、空港の安全確保のため新たにアメリカ軍部隊1000人を追加派遣し、16日以降、合計6000人態勢でアメリカ国民と同盟国の関係者数千人以上の退避を進めるとしています。
さらに、通訳などでアメリカに協力してきたアフガニスタン人のスタッフら2000人のアメリカへの移送も完了しています。
また、日本政府も現地の日本大使館の職員を退避させる方針を固めました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000225682.htmlバイデン氏、「混乱」なくアフガン撤退は不可能
AFP＝時事】ジョー・バイデン米大統領は18日、アフガニスタンから混乱を伴わずに撤退するのは不可能だとの見方を示した。米政府は、アフガニスタンを制圧したイスラム主義組織タリバンに対し、避難する人々の安全を確保するよう要請している。
アフガニスタンの首都カブールの空港には、国外に避難しようと必死の民間人が殺到。米軍が時間と闘いながら退避させている。そうした中バイデン氏は、アフガニスタンでの20年に及ぶ米国の戦争を終わらせる決定を堅持している。
バイデン氏は米ABCニュースのインタビューで、「混乱を招かずに撤退する方法があるという考えに関しては、私はそんな方法はないと考える」と述べた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3362308「韓国に協力したから…」身の危険感じるアフガンの現地職員たち
8/18(水) 9:19配信 ハンギョレ新聞
アフガニスタンのバーミヤン地域で韓国外務省が進めていた文化教育事業に雇用されていたアフガン人職員のAさんは、タリバン勢力がアフガンを掌握したことで命の危険を感じているという。Aさんはアフガンの少数民族であるハザラ族で、タリバンの価値観に反し国際機関と韓国外交部に協力していたためだ。Aさんはタリバンを避けてバーミヤンから丸3日歩いて13日にアフガンの首都カブールに着いたが、アフガンを発つ飛行機に乗ることができず、気をもんでいる。
Aさんの脱出を助けている国連の元関係者は17日、本紙に対し「韓国人たちは避難したが、韓国側に協力した現地人たちは脱出できずにいる」とし「韓国政府も他の先進国のように、アフガンで行った事業に雇用されていた現地人たちの安全の保障を求める声明を出し、対策に乗り出すべきだ」と述べた。
（略）
タリバン政権が崩壊した2001年以降の20年の間に、韓国政府は約10億ドル(1兆1700億ウォン)を援助し、陸軍医療支援団・東医部隊と工兵支援団・茶山部隊(2003～2007年)、オシュノ部隊(アフガンの言語で「友人」の意)と呼ばれた地方再建チーム(PRT、2010～2014年)などを派兵した。米軍バグラム基地の韓国病院は2008年から2015年までに約23万人の患者を診療している。この過程で現地の多くの人材が韓国の部隊や病院などに雇用され、通訳や各種の業務を担った。現地の事情に詳しい関係者たちは、バグラム韓国病院に勤めていた40人あまりの現地人は、タリバンを裏切って外国のために働いたという理由で身の危険にさらされていると伝えた。韓国の政府と機関に勤めたという理由で迫害を受けることを憂慮し、脱出と移住を希望するアフガン現地人は数百人に達するという。（略）
https://news.yahoo.co.jp/articles/1db4a2badca861de712fb595f2bfa8a0fb2c3108
>「韓国人たちは避難したが、韓国側に協力した現地人たちは脱出できずにいる」
韓国人、最低だな。>>163
その前にソ連は10年間何をやっていた？
滅んじまっただろうが。
チャンコロはそんなムジャーヒディーンを配下に収める気でいるが。イラン、パキスタン、ウズベキスタン、ロシア、アメリカなどは、タリバンを「テロ組織認定」している。
故にアフガンへの「目に見えた」直接介入は難しい。
日本と中共はタリバンをテロ組織認定していないんだよねぇ。
タリバンとのパイプ維持で舵取りをせざる得ない中共は、二階さんや公明党に接触し始めてるんじゃあねぇの？
いざというときの「中共のお役に立つ」のが自民公明連立与党だし（苦笑）特に中共はイランへの介入を深めてるからねぇ。
で、タリバンはイランの敵。
イランを綾しながら、タリバンを支援するとなると、中共は表立ってはタリバン支援を行うのが難しい。
そんなわけで、二階幹事長と習近平のパイプが役に立つ。
国際機関なり、NGOなりを通じて「日本のカネ」を、タリバンに注ぎ込むわけだ。
まっ、アフガン情勢が遠い出来事だと思ってる日本人だらけなんだろうねぇ。つ～か、20年間もの間 他国にここまでさせておいて
どうにもならなかったアフガニスタンという国。
アフガニスタン人は反省するべきなんじゃないの？もう遅いけど。>>170
そもそも「アフガニスタン」って枠組みが人工的な産物。
あのあたりはホラサン、バルチスタンとか呼ばれてた部族社会。
2000年前と基本一緒。>>160
＞日本を含め、国際社会がアフガンに対し、関心を持ち続けてほしい。見捨てずにアフガンの平和構築と復興支援を力を貸してください。
まずは、アフガニスタン人が頑張れ。
これ以上、他国に何をしろと言うのか？
逆に聞くけど、アフガニスタン人は国際社会に対してどんな貢献をしようと考えている？
もらうばかりしか考えてないのか？>>169
文字数の関係で>165では削除した元記事の見出し
>数百人が迫害を懸念、脱出や移住を希望 難民人権ネットワーク「避難の現状把握を」 米国とカナダ、避難プログラムを策定 フランスやドイツなど、難民としての受け入れに腐心
>Aさんの脱出を助けている国連の元関係者は17日、本紙に対し「韓国人たちは避難したが、韓国側に協力した現地人たちは脱出できずにいる」とし「韓国政府も他の先進国のように、アフガンで行った事業に雇用されていた現地人たちの安全の保障を求める声明を出し、対策に乗り出すべきだ」と述べた。
韓国は自称先進国なんだろ？
ならば、アメリカやカナダ、ドイツ、フランスを見習って、韓国が現地採用した人々を救済しろよ。AFP＝時事】米軍撤収とともにアフガニスタン全土を制圧したイスラム主義組織タリバンに対し、「友好関係」を表明した中国の動きには、米国のアフガン政策の崩壊から、中国が最大の利益を引き出そうとしている様子が表れている。
首都カブール陥落の翌日、中国はアフガニスタンとの「友好的で協力的な関係」を発展させていく用意があると表明した。
米軍撤収を受け、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」をさらに拡大していく機運を察知したかのようにみえる。
北京の独立系政治アナリストは、タリバンへの権力移譲が進められる中、中国側には幾つかの重要な要求があると指摘している。
「一つ目は中国の投資を守り、中国国民の安全を確保すること」であり、「二つ目は、東トルキスタン（新疆ウイグル自治区〈Xinjiang Uighur Autonomous Region〉）の分離独立勢力との関係を断ち、同勢力が新疆に戻るのを阻止すること」だと説明した。
一方タリバン側も、中国との良好な関係を望むのであれば、中国国内のイスラム教徒への干渉は控えるべきだと理解しているものとみられる。
中国では国営メディアが、新タリバン政権下で大規模な経済プロジェクトが実現する可能性を好意的に報じている。アフガン最大かつ世界2位の銅鉱床であるアイナック銅鉱山や、北部ファルヤブ、サリプル両州の油田に関するプロジェクトが例に挙げられている。中国、アフガン巡り活発外交 テロ対策でタリバンにクギ
中国の王毅国務委員兼外相=2020年11月
イスラム主義勢力タリバンが政権を掌握したアフガニスタン情勢をめぐり、中国が周辺国との外交を活発化している。過激派勢力との関係遮断や取り締まりの必要性を繰り返し呼びかけており、新政権を承認する最低条件としてタリバン側に突きつけている形だ。
中国外務省によると、王毅（ワンイー）国務委員兼外相は18日、トルコのチャブシュオール外相と電話協議した。王氏はアフガニスタンをテロの温床としないとする姿勢を示した17日のタリバンの会見を「歓迎に値する」と評価。「今大切なのは人民の理解と支持を得られる再建の道を探し出すことだ」として、タリバンが過激派勢力との関係を断ち、取り締まる必要があると訴えた。
王氏は18日、パキスタンのクレシ外相とも電話協議し、「アフガニスタンを再びテロの集まる場所にしてはならない」と語った。
習近平（シーチンピン）国家主席も同日、イラン、イラクの両大統領と電話会談。アフガン情勢も話し合ったとみられる。また、王氏は16日に米ロ外相とも電話協議。中国はほかにもアフガン問題担当の特使がイラン外相と会談するなど、アフガン情勢に絡んで活発な外交活動を展開している。
中国はアフガニスタン周辺国と協議を重ねて存在感を示し、タリバン主導の新体制づくりに一定の影響力を持ちたい構えだ。外務省の華春瑩報道局長は19日の会見でタリバンを「以前より冷静で理性的」だとする評価もあるとして旧政権からの変化に期待を示した。政府、アフガン人職員の退避検討 日本大使館で勤務
外務省は19日の自民党外交部会で、アフガニスタンの日本大使館に勤務していたアフガン人ら現地スタッフの国外退避の支援を検討していると明らかにした。国際協力機構（JICA）と合わせて数十人で、外務省は日本や第三国への出国希望の有無を確認し、安全確保に取り組むとした。会合後、佐藤正久部会長が記者団に説明した。
会合で出席議員は、イスラム主義組織タリバンによる実権掌握を受け、米英などは軍用機で自国民と現地スタッフを退避させていると指摘。日本人職員は退避済みのため「日本は冷たいと受け取られかねない」との声が上がった。
https://nordot.app/801051104716537856>>176
"일본'은 제외ㅋタリバン、米軍の生体認証デバイスを入手か--報復に使われるおそれも
Steven Musil （CNET News） 翻訳校正： 緒方亮 長谷睦 （ガリレオ）
タリバンが、これまで米軍が使っていた生体認証デバイスを押収したとの報道が浮上している。これは米国政府や連合軍に協力したアフガニスタン国民の特定につながる可能性があり、米国の支援を受けていたこれまでの政府の崩壊を受け、デバイスに保存されている情報をタリバンが報復に用いる懸念が高まっている。
消息筋がThe Interceptに語ったところによると、押収されたデバイスは「Handheld Interagency Identity Detection Equipment（HIIDE）」と呼ばれるもので、タリバンがアフガニスタンの首都カブールの攻略に向けた兵を進めていた先週に同組織の手に渡ったという。デバイスには虹彩スキャン、指紋、経歴情報などが含まれていると、The Interceptは8月17日付の記事で報じた。記事によると、このデバイスがより大きな集中型データベースへのアクセスに利用される可能性もあるという。
https://japan.cnet.com/article/35175441/>>180
これはやらないほうが良いと思う。
日本人は冷たいと言われたとしても
日本の周りにもまだ、戦時中の国家があるんだぞ
ワサワサ入国させろと言ってくるぞ
手引きする在日もいるし自衛隊派遣含む協力協議 退避に向け米が要請
混乱が続くアフガニスタンから、大使館職員や民間人の国外退避を進めているアメリカが、日本政府に対して、自衛隊の派遣を含めた協力を要請していることがわかった。
外交筋によると、8月31日までに、すべての民間人の国外退避を目指しているアメリカ政府は、同盟国の日本にも民間人を退避させるための協力を要請していて、自衛隊の派遣の可能性などについて協議しているという。
一方、混迷するアフガニスタン情勢に対応するため、G7(主要7カ国)外相会合がオンラインで開催され、アフガニスタンから出国を希望するすべての人の退避を早急に行うことで一致した。
バイデン大統領は、「国外退避の対象者は、5万人以上になる」と述べている。アフガン混乱で偽情報拡散 軍機内のすし詰め写真→「フェイク」認定
「インド軍機が、死を恐れるインド人800人を一度に輸送した」
という説明つきで拡散された。元々は、インド南部やスリランカで話されているタミル語で投稿された内容だが、画像は一人歩きし、日本人の中にも画像をシェアする人が出ている。
インドのファクトチェック団体「ニュースチェッカー」の検証によると、拡散された写真は、13年11月に台風がフィリピンを襲った際、レイテ島北部の都市・タクロバンから住民をC-17輸送機で脱出させた際のものだ。拡散された写真と同じ写真が、米国防総省のウェブサイトに掲載されている。
今では、この写真をアフガンのものとして説明した投稿には、「虚偽の情報 独立した第三者ファクトチェッカーがチェック済み」という警告が出るようになっている。
https://www.j-cast.com/2021/08/19418598.htmlアフガニスタン正規軍反撃開始ってロイター通信が言ってるけど…今更？的な🤣🤣🤣
>>185
タリバン首都制圧で記者の服装一変は「ミスリード」
毎日新聞
イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した後、現地から報道する米CNNテレビの女性記者の服装がイスラムの伝統的なものに変わったことを巡り、「自由って一瞬で奪い去られてしまう」などとする投稿がSNS（ネット交流サービス）で拡散している。しかし記者の服装の変化はタリバン制圧だけが理由とは言えず、投稿はミスリードだ。
CNNの動画などによると、この画像はCNNの首席国際特派員のクラリッサ・ワード記者が、現地時間8月15日の午後6時41分ごろと、同16日の午後2時38分ごろにカブールからリポートした際のテレビ画面だ。
タリバンは15日夜に首都カブールを制圧した。ワード記者は、制圧前の15日の画像では白っぽい上着に赤いスカーフを首に巻いて髪を隠さない姿だった。一方で制圧後の16日には「アバヤ」と呼ばれる黒の長衣をまとい髪も覆っており、服装が一変していた。
問題の投稿は、日本の匿名のアカウントがツイッターに投稿した。2枚の画像を上下に並べ「上:タリバン前 下:タリバン後 自由って一瞬で奪い去られてしまう」と書いている。日本時間の8月17日午前7時55分に投稿され、18日夜までに4600件以上リツイートされ、「いいね」も9700件以上ついた。
英語圏ではこれに先立ち、日本時間8月16日午後9時過ぎ、在英リスクコンサルタントを名乗る男性のアカウントがツイッターで同じ画像を投稿した。「同じチャンネル（CNN）、同じ記者（ワード記者）、同じ都市（カブール）。タリバンのカブール制圧前と後」と投稿。18日までにこちらも1900件近くリツイートされ、「いいね」も5000件近くついている。
この画像はフェイスブックでも拡散しており、イランの女性NGOのアカウントはこの画像をシェアし「この写真がそれを物語っている。強制的なヒジャブ（イスラムで髪を隠すスカーフ）はタリバンの文化」などとタリバン制圧を批判した。
しかし拡散した画像について、ワード記者が自らのツイッターで「不正確だ」と反論した。
https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/030/155000c2001年にはミサイル、2021年には人間を...
アフガニスタンでは2021年8月16日、離陸に向けて動き出した輸送機の脇を人々が並走したり、離陸した輸送機から人々が落下したりする動画が撮影され、SNSで拡散。世界中に現地の混乱ぶりを伝えることになった。
そんな中で書き込まれたのが薛総領事のツイートだ。投稿では、2機の米軍機のイラストを掲載。1機はミサイルのようなものを落下させており、「2001年、アフガンに侵入したとき」という説明がついている。もう1機からは人が落下しており、説明は「2021年、アフガンから撤退するとき」。ツイートには「20年かかって、アメリカはアフガンでこんな『成果』を挙げた」という一文が添えられた。
米軍は01年9月の同時多発テロ事件の約1か月後に、国際テロ組織のアルカイダをかくまったとして、当時のタリバン政権を攻撃。それ以来、約20年にわたってアフガン駐留を続けてきたが、21年9月までに完全撤退することを決めている。
薛総領事のツイートは、米軍駐留に成果がなかったことを皮肉る狙いがあるとみられるが、人命を軽視するかのような内容に、返信欄は「天安門事件」「天安門」といった声であふれた。
総領事館のウェブサイトによると、薛総領事の着任は21年6月。外交官としては北京のアジア局と在京中国大使館を往復するキャリアで、米国への赴任経験はない。ツイートに一貫しているのは、対米批判と日中友好だ。例えば8月13日には
https://www.j-cast.com/2021/08/20418678.htmlタリバンがドイツ国際放送記者の家族を射殺 同社が報道
ドイツ国際放送ドイチェ・ウェレは19日、アフガニスタン西部で同社記者の家族がイスラム主義組織タリバンに射殺されたと報じた。タリバンは19日までに、アフガンに滞在していた同社の複数の記者の自宅を捜索。その中で、現在はドイツ国内に勤務する記者の家族1人を射殺したという。また別の1人が重傷を負った。
アフガン駐留米軍の撤収に合わせ、北大西洋条約機構（NATO）加盟国のドイツは今年6月末までに駐留軍の撤収を完了した。ドイツは約20年で15万人規模の兵士をアフガンに派兵していた。
https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/030/317000cアフガン難民、隣国イランで急増…日本政府が人道支援へ
日本政府は２０日、イランに逃れたアフガニスタン難民に対し、食料などの人道支援を行う方向で調整に入った。イスラム主義勢力タリバンによるアフガン全土の掌握に伴い、アフガン国内には多くの避難民が生じているが、混乱状態が続き、現地での支援は困難だ。このため、当面は国外の難民を優先する方針だ。>>187
タリバンも一枚岩ではないからな。
また、群雄割拠の時代に戻るのかな？>>175
日本は、巨額のODAをアフガニスタンに投入するだけでなく、DDR（武装解除・動員解除・社会再統合）分野の「リード国」として積極的な政治的役割を果たす努力をした。
自衛隊のアフガニスタン派遣こそ憲法上の障害があるという理由で断念したものの、代わりにインド洋に継続的に海上自衛隊を展開させて、アメリカを中心とするアフガニスタンで活動する諸国に対する給油の支援を行う活動を行った。これらはいずれも、後にも先にも類例がない程度での、治安活動に深く入り込む日本の国際活動であった。
2009年に成立した民主党政権は、合憲性への疑義を理由に、この給油活動を終了させた。ただしアフガニスタンには関与し続けると主張するために、小泉政権時代の実績を上回る50億ドルの新規の財政支援の約束をしたりした。もっともそれにもかかわらず、治安状況が悪化していたアフガニスタンでの人的貢献には躊躇をした。そこで、当時から深刻な腐敗が指摘されていたアフガニスタン警察などの治安組織職員の給与補填のために、大規模な財政資源が投入されたりした。
今回、全く機能しなかったどころか、むしろタリバン勢力の回し者としてすら行動したアフガニスタン政府の治安部隊は、アメリカ人だけでなく、日本人の血税によっても作られたものだ。>>194
21世紀初頭に唯一の超大国と言われたアメリカは、同盟諸国の資源も動員し、アフガニスタンにおける活動の成功を示して、あらためて国際社会に君臨する予定であった。団結してアフガニスタンへの介入を進めた諸国や国連などの国際機関も、アメリカを中心とした国際秩序の維持を前提にして、新しい時代を乗り切っていくつもりであった。
その目論見が崩壊した2021年8月15日の世界は、そもそも20年前の国際社会とは異なる性格を持っている。大きな相違点は、中国の超大国としての台頭である。アメリカの地位を脅かし、今後数十年をかけてあらゆる分野でアメリカの力を凌駕していく勢いの中国は、アフガニスタンにおけるアメリカ及びその同盟諸国の「敗北」を、ほくそ笑みながら見守っている。
すでにタリバン勢力との接近を図っている中国は、今後はタリバン政権の強力な後ろ盾となり、自らの「一帯一路」構想も進展させていく目論見だ。アメリカ（とその同盟諸国やインド）の影響力の減退としてのタリバン政権の誕生を歓迎しているのは、ロシア、イラン、パキスタンなどの周辺国も同様だ。>>193
すごい妄想>>195
2020年からの新型コロナのパンデミックは、欧米諸国を中心とする自由主義諸国に甚大な被害をもたらした。さらに言えば、アメリカに次ぐ被害を出したインドは、アフガニスタンに対する影響力を失っていく国の一つだ。アフガニスタンのタリバン政権で勢いづく「一帯一路」や「権威主義諸国」の陣営に対して、インドを取り込んだ「クアッド」を基軸にして欧州のアメリカの同盟諸国にまで連なる「自由で開かれたインド太平洋」の陣営は、多方面で影響力を減退させている流れだ。
バイデン大統領は、「民主主義諸国vs権威主義諸国」の世界を勝ち抜く覚悟を披露している。そのバイデン大統領が、実際にまず行ったのは、いわば民主主義諸国の陣営の最前線であるアフガニスタンを見捨て、防衛ラインを後退させることだった。見捨てられるのがアフガニスタンだけで終わる保証はどこにもない。維持する力がないと判断されれば、今後も次々と見捨てられる国は増え、民主主義諸国の陣営は収縮し続けていくだろう。台湾であろうが、日本であろうが、程度の違いがあるだけで、本質的には同じだ。>>197
直近では、脱出者の保護や人道支援の提供の可能性が大きな課題になる。政治的には、タリバン政権の承認問題が、大きな争点だ。憲法に従って「合法的な暫定大統領」であることを主張するアムルラ・サレ第1副大統領やかつてタリバンと戦い抜いた英雄の息子であるアフマド・マスードらのタジク系の勢力が、旧北部同盟軍の拠点であったパンジシール渓谷に結集している。自由主義諸国は、アフガニスタンの完全な混乱を望まないが、タリバン以外の勢力の温存も可能であれば図りたいところだ。影響力を失ったところで、あらためて先を見据えた分析をし直し、次の一手を構想することが必要になっている。
日本では、アフガニスタンが再びテロの温床になるかどうかに注意が向けられているようだが、事態は複雑である。タリバンは必ずしもアル・カイダ勢力と一枚岩ではない。他方において、国際社会と仲良くするためにアル・カイダ系勢力の取り締まりをするなどといったことも想定できない。イスラム国（IS）系の勢力のようにタリバンと対立するテロ勢力は、タリバンの統治能力の限界を探りながら、アフガニスタンで活動していくだろう。
バイデン大統領は、アメリカの国益はテロ勢力の駆逐にあり、今後もそこだけが国益の中心点になる、と強調している。これはアフガニスタンの国づくりにこれ以上関わることはできない、という文脈で述べていることだが、具体的にはどのような政策を意味するのかは、大きな論点である。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86433>>195
極東で戦争がはじまると言ってたのに、
アフガニスタンって、中央アジアは極東なのかね
結局中国が日本を攻撃する口実が欲しいんだよバイデン氏「責任は私に」カブール早期陥落
NNN
アメリカのバイデン大統領は２０日、アフガニスタンでイスラム主義勢力・タリバンが実権を掌握して以降、２度目の演説を行い、「責任は私にある」と述べました。
バイデン大統領は、この日の演説後、地元で休暇を再開する予定でしたが、急きょ取りやめました。現地からの避難を急ぐ中、危機感もうかがえます。
バイデン大統領「あらゆる情報や助言を受け取っていた。しかし、決断は私がした。責任は私にある」
今回のホワイトハウスの対応をめぐっては、先月中旬の段階で、現地のアメリカ大使館から早期のカブール陥落を警告する公電が送られていたと報じられるなど、後手に回ったとの批判が出ています。バイデン大統領は、「責任は自分にある」としつつも、「アフガン国軍が逃げるとは誰も想定していなかった」と改めて釈明しました。
また、アメリカ人の避難について、カブールの空港まで安全に移動できるよう、タリバンと合意しているとした上で、撤退期限の今月末までに「避難は完了できるだろう」との見通しも示しています。
一方、今回の事態で、国際的な信頼に疑問符がついたとの指摘を、大統領は明確に否定しました。
バイデン大統領「世界の同盟国からの信頼に疑問の余地はない。各国がアフガン撤退の決断に同意している」
ただ、各世論調査の支持率の平均は政権発足以来初めて５０％を割り込んでいます。まずは自国民の避難を無事に完了させることができるか、バイデン大統領にとって厳しい局面が続いています。ババ抜きのババがアフガニスタン
次にババを引いて、自分達ならうまくできると思っているのが中国
中国が支援しても、アフガニスタンは発展せず、
中国がアフガニスタンに介入の割合を増やせば、泥沼の戦争に浸かる
中国はこれまでアメリカとその同盟国のように、アフガニスタンに無駄金を落とし続けることになる
もし、上手くいくとしたら、タリバンとタリバン予備軍を国外逃亡も許さず、根切りにするしかないと思う
そんな事できる理由がない
現時点での世界情勢から、アメリカ軍の撤退は政略的には正しい米のアフガン人退避作戦、一時停滞 カタール基地の受け入れ超過で
【AFP＝時事】米国防総省は20日、アフガニスタンからの退避作戦が数時間にわたって停滞したことを認めた。受け入れを行っているカタールの基地が超過状態となったためだという。
米軍のハンク・テイラー少将によると、アフガニスタンの首都カブールの空港を出発する米軍の退避便は、約7時間にわたって停止。カタールの米軍基地はすでにアフガニスタン人数千人を受け入れており、限界を超えたためで、すでに出国許可を受けて米国へ向かおうとする数千人以上がカブール空港での待機を強いられた。
テイラー少将は記者団に対し、20日朝に退避作戦が約6〜7時間停滞したと説明。その後、停滞は解消して離陸を再開し、カブールで待機していた人々の出国を継続できているという。
米国防総省のジョン・カービー報道官は、「カタールの拠点は収容能力の限界に至った」と説明し、「さらに人を受け入れる余地がなかった」と述べた。
渡米を希望するアフガニスタン人の退避作戦について、米国防総省の手続きは官僚主義的で、対応するスタッフが不足していると批判されている。
いったんカタールへ退避した人々からは、うだるような暑さの中、3日以上も米軍機の格納庫の床に寝かせられたという証言もある。
テイラー少将によると、空輸が停止するまでに、アフガニスタン人数百人を除く約6000人をカブールから脱出させたという。
在カタール米軍は、到着した避難民をドイツのラムシュタインにある米軍基地へ移送させる便を手配し、カタールからの退避便を20日遅くに再開させた。ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン幹部は２２日、ロイター通信に対し、崩壊した民主政府の知事経験者と数日中に会談する方針を明らかにした。タリバンが首都カブールを制圧して１週間がたち、地方で独自の勢力を維持してきた軍閥が反攻に出て支配地域の奪還に成功した例も出ている。タリバンは地方有力者を懐柔し、アフガン全域の安定支配確立を急いでいるとみられる。
タリバン幹部は、全３４州のうち２０州以上の元知事・高官らと会談して身の安全の保証などを伝えると述べた。「元政府関係者に（タリバン新政権への）参加や忠誠の証しを強いることはない」と語ったものの、地方有力者から今後の統治で協力を取り付けたい考えだ。カブール空港に２万人殺到、相次ぐ衝突で死者 必死の大脱出続く
（ＣＮＮ） アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンが首都カブールを制圧して１週間。カブールの空港や周辺には必死の思いで国外に脱出しようと２万人以上が詰めかけ、相次ぐ衝突で民間人がさらに７人死亡するなど、一層混乱が深まっている。
空港に集まった人の中には、海外からの労働者やアフガン人の通訳、タリバンの支配下で危険にさらされている女性などが含まれる。
状況に詳しい関係者がＣＮＮに語ったところによると、空港で出発便を待つ人は２２日午前までに１万８５００人に膨れ上がり、ゲートではさらに２０００人が中に入れるのを待っている。
混乱の一因は、特別移民ビザ（ＳＩＶ）の申請者に対し、氏名や番号のない電子ビザを発給する措置が決まったことにある。関係者によれば、このビザのスクリーンショットがアフガン人の間でコピーされ、空港に入る資格のない数千人の人々に送られているという。
状況はこの日１日を通して悪化の一途をたどり、空港の入場ゲートはほとんどが閉鎖されて、一家が混乱の中で離れ離れになって別々の国に送られる事態も発生した。
「母親と父親、子どもたちが全員違う国にたどり着いてしまったケースも複数ある」と関係者は話している。
ＣＮＮは２２日、空港で出発待ちをしている米軍輸送機Ｃ１７数機を目撃した。付近には大勢の兵士がいて、乗客を搭乗させるために夜を徹して対応に当たる見通し。
空港の周辺には何千人もの人が集まり続けている。家族連れが空港フェンスをよじ登ろうとする中で、有刺鉄線越しに差し出された赤ちゃんを米海兵隊員が持ち上げる映像は、現場の絶望感を映し出していた。
米国防総省のジョン・カービー報道官は２０日の記者会見でこの赤ちゃんについて、具合が悪かったため空港内にあるノルウェーの病院で手当てを受け、両親の元に戻ったと語った。
カブールの空港内では、人々が折り重なって倒れたり銃で撃たれたりして、２０人近くが死亡したと伝えられている。タリバンが米国に警告、軍撤退期限を延長すれば「相応の結果」
Bloomberg News
（ブルームバーグ）： アフガニスタンを事実上制圧したタリバンは、米国が軍撤退期限を８月31日を過ぎて延長すれば「相応の結果」を招くと警告した。
カタールを拠点にタリバンの報道官と交渉官を務めるスハイル・シャヒーン氏は、英スカイニューズとのインタビューで「それはレッドライン（超えてはならない一線）だ」と発言。米国もしくは英国がアフガン退避を続けるために追加の時間を求めるなら、「答えはノーだ。さもなくば相応の結果が生じるだろう」と付け加えた。
事情に詳しい関係者によると、ジョンソン英首相はバイデン米大統領に対し、アフガンからより多くの人を安全に退避させるべく米軍撤退を遅らせるよう促す意向だという。
ジョンソン首相はアフガン情勢を協議するためのオンライン緊急会合を主要７カ国（Ｇ７）首脳に呼び掛けた。バイデン大統領は22日、退避支援の取り組み拡大を明らかにし、アフガン撤退期限を延長せざるを得ない可能性を認めた。
バイデン米大統領、アフガンでの退避支援を拡大－テロの脅威も警告カブールから脱出するチャーター機の料金は1人6500ドル？ ホワイトハウスが強く非難
アメリカ、ホワイトハウスのサキ報道官は、国防請負業者のエリック・プリンス（Erik Prince）氏がアフガニスタンの首都カブールから脱出するチャーター機の料金を1座席あたり6500ドル（約72万円）としていることを非難した。
「心ある人間なら、人々の苦しみから利益をあげようとすることを良しとする人はいないでしょう」とサキ報道官は話した。
民間軍事会社ブラックウォーター（Blackwater）の創業者であるプリンス氏は、乗客を空港まで移送する場合はさらに追加料金を求めるとしている。
https://www.businessinsider.jp/post-241134アフガン・カブール空港周辺で「脅威」 ISが攻撃計画か米が警告
在アフガニスタン米国大使館は25日、首都カブールの国際空港周辺で「脅威」が高まっているとして、アフガンに残る米国人に対し空港に行かないよう警告した。既に到着している米国人には、すぐ離れるようにと強調した。具体的な「脅威」については明らかにしていない。
バイデン米大統領は24日、ホワイトハウスでの演説で、過激派組織「イスラム国」（IS）の分派が空港周辺で攻撃を計画しているとの情報があり「長くとどまるほど危険は急激に増す」と指摘していた。
https://mainichi.jp/articles/20210826/k00/00m/030/080000c撤退戦は難しいと聞いてはいたが、なるほど殿軍は命がけであるな。
アフガン人１０人が陸路で出国 近く日本へ
NNN
日本政府の退避支援対象になっているアフガニスタン人１０人が、陸路を使い自力で隣国のパキスタンに出国していたことが分かりました。１０人は近く日本へ向かう予定です。
日本政府関係者によりますと、アフガニスタンから隣国のパキスタンに出国したのは、ＪＩＣＡ（＝国際協力機構）に勤めるアフガニスタン人職員２人とその家族あわせて１０人です。１０人は先月下旬に陸路を使ってパキスタンに脱出し日本政府に支援を求めていたということです。
１０人の中には幼い子どもも含まれ、既に日本のビザも発行されているということで、近く日本に向かい日本国内で保護される見通しです。
また、１０人以外にも陸路を使って隣国に脱出したアフガニスタン人がいるということで、政府は日本への退避支援を急ぐ方針です。
https://www.news24.jp/articles/2021/09/11/04938075.htmlロシア大使館で爆発、6人死亡 アフガン首都、自爆テロか
【イスラマバード共同】アフガニスタン首都カブールのロシア大使館前で5日、自爆テロとみられる爆発があった。ロイター通信によると、大使館の2等書記官と警備員の計2人を含む6人が死亡、少なくとも10人が負傷した。犯行声明は確認されていない。
タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は「明白なテロ攻撃で全く受け入れられない。断固非難する」と表明。ラブロフ外相は「このテロ行為の首謀者らが近く罰せられることを期待する」と語った。日本に逃れたアフガン女性、東京・新宿で支援のチャリティーバザー
イスラム主義勢力タリバンが昨年8月にアフガニスタンの首都カブールを制圧してから1年が経った。日本に逃れた女性は、言葉も文化も異なる日本で不安な日々を過ごす中、同じ境遇のアフガン人やテロの被害者への支援を始めている。
30代の女性は東京のペルシャ絨毯（じゅうたん）店で、チャリティーバザーを始めた。同店は千葉でダリー語などを教える江藤セデカさん（64）が経営する。
江藤さんは、NPO法人「イーグル・アフガン復興協会」の理事長でもあり、千葉などに退避したアフガン人12世帯約60人を支援する。女性も支援する1人だ。
これまでNPO法人の資金で家具や日用品などを買いそろえてきたが、NPO法人の資金には限りがあり、女性と話してバザーをすることにした。売上金の一部を、退避者の生活資金や、9月末にカブールの教育施設であった自爆テロとみられる爆発の犠牲者遺族への支援金に当てる予定だという。
大使館からの指示が出るまで待った。外出して、タリバンに見つかれば、強制結婚をさせられる恐れがある。自宅周辺にタリバン関係者が前政権の関係者を捜し回っていると聞き、妹と自宅に隠れた。
しばらくして、自衛隊機での退避の準備が整ったと聞いた。ただし、日本に退避できるのは女性だけ。両親や妹2人、弟を危険な母国に残すことはできない。退避を断ろうとしたとき、母親から「あなたはこれまで頑張ってきた。タリバン政権では未来がない。将来家族を助けて」と説得され、日本行きを決めた。
空港に向かう途中で爆発が起き、空港に行けなかった。搭乗予定の自衛隊機に搭乗できたのは1人だったと聞いた。再びチャンスが訪れた約1カ月後、自衛隊機で日本に逃れた。
https://share.smartnews.com/Zn9Crカブールの日本大使館再開 1年1カ月ぶり、支援強化
アフガニスタン・カブール
【カブール共同】イスラム主義組織タリバンによるアフガニスタンの首都カブール陥落で、昨年8月に一時閉鎖した在アフガン日本大使館が、20日までにカブールで再開したことが複数の外交筋への取材で分かった。再開は9月末で、約1年1カ月ぶり。
タリバン暫定政権は女性抑圧を強め女子教育も制限しており、日本や各国は政権承認していない。国際制裁が続く中で経済危機と食料難が進行。日本は、大使館再開で人権擁護の呼びかけや人道支援を強化し、アフガンの安定化を図る狙い。
岡田隆大使と次席公使が交代で勤務、書記官や武官も入れ替わり最小限の人員で駐在する。
アフガンの米大使館「退避完了」日本大使館も退避へ
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