中央日報の記事から抜粋。
《朝鮮人旧日本軍慰安婦を民族の聖女と称えたり、自発的売春女性だと貶めたりすることもそうだ。慰安婦の最も主要なアイデンティティは貧困と女性だ。裕福な慰安婦も、男性慰安婦もいない。慰安婦は「貧しい家の娘たち」だった。娘を売る貧しい父親が多かった。売買を中継する朝鮮人業者も多かった。
売られる娘たちの歴史は旧日本軍慰安婦で終わらなかった。解放後、米軍慰安婦と戦争によって韓国軍慰安婦の歴史は続いていく。研究者は韓国政府が米軍慰安婦と韓国軍慰安婦を非常に積極的に管理したという事実を明らかにしている。
近ごろ、多くの市民がナヌムの家と正義連に憤怒した。しかし、その団体が初めからそのような目的を持っていたわけではなかった。彼らはなぜ変質したのだろうか。
その主要な条件として、コンプレックス民族主義を挙げることができる。反日感情は、半世紀にわたって極右独裁勢力の手軽かつ効果的な支配手法だった。そして今では彼らに対抗して民主化運動をしたことを前面に掲げる現政権がこれを受け継ぎ、竹槍歌を歌い抗日を叫ぶ。
「親日派」はそのような支配手法に最適化した言葉だ。正義連とナヌムの家と対立して魔女狩りに遭った朴裕河さんに対して、その団体に対する社会的尊敬が崩壊しても知識社会の再評価がないのは印象的なことだ。朴さんの再評価には自分たちの間違いを認めることが伴うためではないか。議論は事態の構造ではなく個人の倫理次元に留まらなければならない。今では尹美香が新たな魔女であり、過去の魔女である朴裕河は沈黙により排除される。》
https://japanese.joins.com/JArticle/280208
https://japanese.joins.com/JArticle/280209
コンプレックス民族主義と歴史清算
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